SNSで話題!行列ができる京都の炙り団子屋『十文堂』の名物が詰まった「だんだん」をいただく
2025年5月11日(日)12時0分 食楽web
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京都を代表する景色の一つといえば、清水寺や三年坂などのある東山。そんな京都のランドマーク的なエリアにある八坂の塔の下に1軒、行列ができるお団子屋があります。
それが『十文堂』。こちらで提供されているお団子はコロコロと小さく、とっても可愛くてSNSなどでも大人気! 実際に食べに行ってきました。
八坂の塔のすぐそばにある団子屋『十文堂』
八坂の塔のしたで大通りに面している十文堂
京阪電車の祇園四条駅を降りて東へ進み、祇園の喧騒を抜け、縁切りで有名な安井金比羅宮をさらに越えて少し南へ歩くと、小豆色の暖簾に鈴の絵がカワイイお店を発見。このお店が、今回紹介する『十文堂』です。
こちらの名物は、小ぶりのお団子の盛り合わせ的なメニュー。また、お団子以外にも最中や栗きんとんなどがセットになっている「だんだん」というメニューがあるので、こちらを注文したいと思います。
お団子も最中も栗きんとんも楽しめる!『十文堂』の「だんだん」
だんだん お抹茶セット1300円
運ばれてきたのがこちら。一口サイズのお団子のほか色々のっていて何から食べるか迷いますが、まずは定番の「みたらし」からいただきます。
一口サイズのお団子は小さいけど本格派
一口で食べられるお団子ですが、クオリティはもちろん本格的。ムチっとした食感の団子には、香ばしいみたらし餡ときな粉がたっぷり。
焼き海苔が敷いてある「いそべ焼き」は、醤油風味のお団子に一口大の海苔もプラス。上質な海苔の風味がプラスされ、インパクトのある味わいに。
関西風雑煮を思わせる「京風白みそ」団子も
京風白みそ味も [食楽web]
乳白色のタレが印象的な「京風白みそ」は、甘みのある味噌味で京都らしい。甘い白味噌と団子やお餅の組み合わせは、関西風の雑煮の組み合わせそのもので、関西人にとっては真夏でもお正月を思い出させる組み合わせとなっています。
鈴の形をした「最中」は、パリッパリの皮にしっかりした粒感のある粒あんに餅も入った贅沢仕様。皮はサクサク、小豆はホクホク、餅はモチモチと、食感も楽しい!
上品な甘みがプラスされた「炙り栗きんとん」
表面に焦げ目のある「炙り栗きんとん」は、栗本来の風味にほんのりと甘みをプラス。上質な焼き栗を連想させるお菓子となっています。
団楽飲物セット1180円
『十文堂』では団子5種盛りの「団楽」というメニューもあります。大納言小豆のあんこたっぷりの「粒あん」、焦がし醤油と黒ごまに隠し味の七味が添えられた刺激的な「黒ごま醤油」など、さらに豊富な味のお団子を楽しめるメニューとなっています。
小さなお団子が美味&可愛らしい『十文堂』。見た目の可愛さだけでなく、京都で食べたいお団子のバリエーションを一度に楽しめるお店なので、東山散策の際のお立ち寄りにベストなお店となっています。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
十文堂
住:京都府京都市東山区玉水町76
TEL:075-525-3733
営:11:00〜18:00(L.O. 17:30)
休:水・木曜
https://jumondo.jp/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。