成城石井のパン部門がベーカリーになった!?『成城石井BAKERY』(大阪)の試食会に潜入してみた

2023年5月12日(金)10時50分 食楽web


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●選りすぐりの商品が並ぶ「スーパーマーケット成城石井」の中で、特に人気の高いパン部門。そのパン部門が独立した新業態『成城石井BAKERY(ベーカリー)』が大阪にオープン。どんなお店なのだろうか?

「スーパーマーケット成城石井(以下、成城石井)」のパン部門が独立し、大阪に新業態としてオープンした『成城石井BAKERY(ベーカリー)』。店舗の2階では関西初進出であるワインバー『Le Bar a Vin 52 AZABU』もオープン。ランチではベーカリーの一部パンも食べ放題となっています。そこで、これら2店舗のオープンに先立ち、試食会に参加してきました。

大阪の京橋に誕生した『成城石井BAKERY』


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 成城石井の新業態である『成城石井BAKERY』がオープンしたのは大阪の京橋、京阪電車の駅直結のショッピングモールである京阪モール京橋店。その1階にお店があります。

 京阪の駅を下りてバルやオシャレなお店の並ぶ京阪モール1階を歩いていくと、「成城石井」から歩いてすぐの場所にお店を発見。お馴染みのロゴもあり、確かに新たなベーカリーのようです。

どのパンもクオリティが段違い!『成城石井BAKERY』の魅力とは?

『成城石井BAKERY』の入り口を抜けると、おいしそうなパンがズラリ。四角い食パンからロールパンに総菜パン、マフィンやスコーン、カヌレなど幅広くラインナップされています。

 今回の試食会では特別にマフィンやあづきパン、カレーパンなどを試食させていただきました。結論からいうと、どのパンもかなり高いクオリティでした。


「田辺農園バナナとクーベルチュール(カカオ分58%)チョコマフィン」323円

 こちらのチョコマフィン。ポソッとした食感であることも多いマフィンですが、『成城石井BAKERY』のマフィンはこれまでに経験したことないくらいに生地がしっとりしていて滑らか。

 具材のチョコレートもバナナもこだわり抜いた素材が使われていて、一般的なチョコバナナマフィンとはフレッシュさが段違いの逸品でした。


「成城石井BAKERY×北尾 京丹波大納言と黒豆の塩バターあづきパン」388円

 こちらのあづきパンは、びっしりとすき間なく京都産の大納言あずきを使用。生地には黒豆も大量に練り込まれています。表面に塩の隠し味がついており、絶妙な甘じょっぱさ。ボリューミーながらスイスイ食べられました。

 マフィンの中のバナナ、あづきパンの“ゆであづき”などは、店頭で実際に購入できる商品を原材料に使っているそうで、「成城石井」の商品のプレゼンテーション的な立ち位置にもなっています。


ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン 431円

 試食した商品の中で、特に存在感を放っていたのが「カレーパン」。具材にはワインバーのステーキにも使っている黒毛和牛の端材を贅沢に使用。具材はパンの許容量限界まで詰め込んだ上で、「もっと具材を!」と表面に追いカレーソースを使用し、ボリュームをさらに演出しています。

 10種のスパイスをふんだんに使ってセントラルキッチンで調理されたカレーソースは、今までカレーパンから感じたことないほど強烈な香りでフレッシュささえ感じられます。

 焼きカレーパンとして作り上げることで、ボリュームはあっても重すぎないカレーパンに仕上がっていて、お店の顔と言えるような商品でした。

2階のワインバーではパン食べ放題付きのランチを

 先ほども説明したように、同施設の2階にはワインバー『Le Bar a Vin 52 AZABU』を併設しています。

 夜にはワインバーとして営業し、昼間にはランチを提供。おいしいランチに加えてフランスパンや白パンなどの食事パン4種が食べ放題となっています。


「九州産黒毛和牛ランイチ肉のステーキランチ」2189円

 こちらはランチメニューの一つ「九州産黒毛和牛ランイチ肉のステーキランチ」。食べやすい大きさにカットされた種類豊富なパンにそそられます。

 パンは産地の異なる2種類のオリーブオイルと共に提供されます。ホカホカの焼き立てのような味わいをじっくりと堪能できますよ。

 ステーキに使われている“ランイチ”というのは、ランプとイチボの双方からなる部位。ムチッとした赤身の食感ながら、霜降りのような濃厚な旨みが広がりつつ、上品で軽やか。「こんな贅沢なお肉がカレーパンにも使われていたのか!」と改めて驚かされてしまいます。


「Le Bar a Vin 52厳選!生ハムとサラミ類6種盛り合わせ」フルサイズ(4〜5人前) 2090円、ハーフ(1〜2人前) 1210円

 中でも圧巻だったのは、生ハムとサラミの盛り合わせ。「成城石井」の生ハムは高そうなイメージでしたが、4〜5人前で2090円と安い。

 思わず「思ったよりリーズナブル!」とつぶやいてしまう価格の秘訣は、独自の仕入れルートにより中間マージンが不要なため割安の商品も多く、生ハムやチーズなどはその代表的な商品となっているそうなのです。

 生ハムのクオリティは折り紙付きで、その特製を最大限に発揮するため、適した厚さでスライスしているそうです。例えば厚さ0.2ミリのハモンセラーノは口に入れた瞬間にとろける滑らかさでした。

まとめ

 これらの生ハムやチーズは1階のベーカリーや、近くにある「成城石井」で販売しています。今回の取材を通して「成城石井」の高級なイメージが覆り、しっかり探せばおいしくてリーズナブな商品に出会えるお店だと実感しました。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

成城石井 BAKERY 京阪モール京橋店

住:大阪府大阪市都島区東野田町2-1-38 京阪モール 本館 ノーステラス 1F
TEL:06-4397-4514
営:8:00〜21:00
休:館の定休日に準ずる

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。

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