「渋谷餃子」の名物が餃子ではなかったので逆に注文してみた結果 → 直後にガチで人気なことを思い知った

2024年5月14日(火)14時0分 ロケットニュース24

薄皮餃子専門店と書かれた「渋谷餃子」の存在に気づいたのは先日渋谷センター街を散歩していた時のこと。MEGAドンキの裏の天下一品のメニューの隣にもう1つ中華メニューが置かれており、どうやらそれが2階の「渋谷餃子」のものらしい。今まで天一のメニューの1つだと思っていた。この立地、豪気だなあ

ところで、なぜ私(中澤)がその看板が気になったかと言うと、名物と書かれたメニューのインパクトが凄かったから。なにせ、餃子専門店って書いてるのに全く餃子じゃない

・デカイ
まず、デカイ。普通この料理でこのサイズいくか? しかも、手とかついたままである。立地だけじゃなく料理もなかなか豪気。思わず店を探し入店して注文までしてしまったそのメニューとは……

若鶏のカレー半身揚げ(税込1590円)。

もも肉むね肉鶏皮ぼんじり手羽全部ある。このサイズの鶏の揚げ物に出会うことはあまりない。ちなみに、注文はQRコードでスマホからする形なのだが、メニュー画面に「20〜30分ほど調理時間をいただきます」と書かれているため、早めに注文した方がいいだろう。実際、20分はかかっていない気がするが、速攻来るという感じでもなかったし。

・食べてみた
また、手袋とハサミも運ばれてきた。自分で好きなように切って食べるスタイルである。

食べ方も豪気だなあ。メニュー画面には「みんなでワイワイ楽しくお召し上がり下さい♪」と書かれているが、私にそんな友達はいないので1人でもくもくと切った。隣の人はワイワイ楽しそうである。

食べてみると、素揚げで割とサッパリした味。カレー味がしっかりスパイシーで付属のレモンと合うのもあるかもしれない。

むね肉ってやっぱり量多いから安いんだなあ。しみじみとそんなことを考えた。食べていくと、そんなむね肉からシームレスにもも肉に変わっていくのだが、ジューシーさの違いや柔らかさで分かるのが面白い。あと、手羽にめっちゃ肉がついていたり、普段こういう食べ方をしないだけに「鶏ってこうなってるんだあ」という興味深さがあった。

・食べた直後
むしろ、1人だからこそ、鶏の隅々まで味わえる鶏パラダイスになったと言えるかもしれない。というわけで、全然1人で食べられたので、新しいメニューでも注文するかとメニュー画面を開いたところ……

若鶏のカレー半身揚げが「売り切れ」になっていた

私が訪れたのは15時くらいだったので、飲み屋としてはむしろこれから山が来るタイミングのはず。休日とは言え、ゴールデンタイムを待たない売切れにガチの人気を感じた。売り切れるの早ッ

もちろん、毎日この時間に売り切れているのかどうかは分からないのだが、売り切れるものであるということは覚えておいた方が良いだろう。逆に言うと、フラッと入ってラス1が食べられた私はラッキーだったのかもしれない。

そして、食べてみると確かに人気も納得の内容。味だけでなくエンターテイメント性もあって、1人で頼んでもテンションが上がったくらいだし。餃子という名を冠しながら全然餃子じゃない名物の「渋谷餃子」。しかしながら、とても渋谷っぽい店だと思ったのであった。

・今回紹介した店舗の情報
店名 渋谷餃子 渋谷本店
住所 東京都渋谷区宇田川町30-3 梅吉ビル 2F
営業時間 月〜木11:30〜23:30、金11:30〜翌4:00、土11:00〜翌4:00、日11:00〜23:00
定休日 無休

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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