5月13~17日にM7級の巨大地震が発生か! 地震予言者フッガービーツが警告

2023年5月13日(土)15時0分 tocana

——予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。


 今回は、オランダの地震予言者であるフランク・フッガービーツ氏を取り上げる。


 2月6日、トルコ南部のシリア国境近くで、M7.8とM7.5の大地震が立て続けに起こったが、筆者はフッガービーツ氏がこの地震を発生の3日前に予言していた可能性をトカナで紹介した。


・オランダの地震予言者がトルコ大地震を発生3日前に予言していた! 正確なタイミングと規模… 独自の予測法「太陽系幾何学指標(SSGI)」とは?


 フッガービーツ氏は、太陽系の惑星と月の配置が地球上のプレートに影響を及ぼし、その結果地震が起こると主張しており、太陽系の惑星の位置をもとにした占星術的手法を用いて、地震発生周期を算出する「太陽系幾何学指標(Solar System Geomtry Index=SSGI)」から地震の発生を予測している。


 フッガービーツ氏の地震予測法は、科学者からの評判は悪いものの、これまでに、2015年9月16日チリ沖地震(M8.3)、2015年4月25日のネパール大地震(M7.8)、2016年4月16日の熊本地震(M7.3)、など数々の大地震を予測・的中させてきたといわれている。 


以前から英タブロイド紙に取り上げられるなど世界的な知名度を誇っていたフッガービーツ氏だが、現在は特に「トルコ大地震を予言的中させた予言者」として、ネット上で注目が高まっている。


今月にも自身のYouTubeチャンネルで公開した最新の動画で、巨大地震の発生を予想。注意喚起のためその詳細を紹介する。


能登半島大地震を予測!?

 ゴールデンウィーク中の5月5日午後2時42分、石川県能登地方でM5.9震度6強の地震が発生。その後も震度5強や4を含め地震が頻発しており、予断を許さない状況である。


 石川県能登地方で2018年頃から見られる地震活動は、2020年12月以降、より活発な傾向になっているが、今回の5日に発生した地震が最大となった。気象庁は、「1週間は余震・より強い揺れに警戒」と呼びかけている。


 フッガービーツ氏は、2023年5月7日に公開した動画の中で、5日に発生した能登地方での地震を惑星の配列から予測していたことを語った。


「5日に強い地震活動がありました。4日に重要な惑星幾何学の収束があり、それによるマグニチュード5から6を超える地震が起きると前回の動画で予測していました。その予測通り日本で大地震が発生しました」(フッガービーツ氏)



2023年5月7日公開、フッガービーツ氏の動画 0:14〜0:35頃に日本での地震を語っている。
 今後、さらなる巨大地震が日本で起こるのか? フッガービーツ氏が2023年5月9日に公開した直近の動画の中で語ったことを取り上げる。


5日千葉県南部震度5強を予言!? 今後も大地震が襲う?


 2023年5月9日に公開されたフッガービーツ氏の動画


 フッガービーツ氏はまず、惑星の配列から予測した通り巨大地震が起こったことを語った。
「5月7日の重要な星の幾何学的配列の後に、予測した通り強めに地震がありました。太平洋の南東のチリ西部M5.8〜5.9の地震が発生しました」(フッガービーツ氏)0:37〜0:51


 そして、フッガービーツ氏は今後、2つの重要な惑星配列について語り出した。


「今日と明日は2つの惑星直列があります。今日は地球、太陽、天王星が直列し、明日は、水星、金星、火星の直列があるので要注意です。5月11日前後1日に、強い地震から大規模な地震が発生する可能性があります」(フッガービーツ氏)


 フッガービーツが予測した通り、重要な惑星配列が起こった時期である5月11日午前4時16分ごろ、千葉県南部を震源とするM5.2の地震が発生。この地震で、震度5強の揺れを千葉県木更津市で、震度5弱の揺れを君津市で観測したほか、震度4を東京23区や横浜市などの広い範囲で観測した。


 さらにフッガービーツ氏は、今週の後半(5月第2週)に、より重要な惑星の幾何学的配列があると警告している。


「5月13日、14日の金星、太陽、海王星の直列は重要です。13日には、金星と水星と天王星が90度の角度になり、14日には水星が金星と天王星と90度の角度を持っています。この惑星のジオメトリーが最後に発生したのは1月で、その後、M7.6の巨大地震(2023年01月10日ニューギニア付近インドネシア、タニンバル諸島)が発生しました。昨年の9月には、M7クラスの大地震が発生しています。この通り、惑星のジオメトリーは非常に重要です。このジオメトリーに基づいてM7半ほどの巨大地震がまもなく発生する可能性があります」(フッガービーツ氏)


 フッガービーツ氏は近い内にM7半クラスの大地震が発生することを予言した後、具体的に発生する日付も予言した。


「大地震が発生するのは、14日か15日か16日かもしれません。17日も高い月のピークがあるので、発生する可能性があります。いずれにせよ、地震の多い地域にいる場合は、今週は警戒して下さい。それは重大であり、非常に強い地震活動になる可能性があります」


 フッガービーツ氏は巨大地震が発生する場所については語らなかった。惑星直列は地球全体に影響を及ぼすため、局所的な予想ができないからだ。だが、少なくとも地震の多い地域に暮らす人々は警戒するに越したことはない。最悪の事態にならないよう、防災意識を普段から高めておきたいものだ。


参考:「Yahoo!ニュース(京都新聞)」「Yahoo!ニュース(TBS NEWS DIG)」「Reuters」

tocana

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