7月は「青少年の非行・被害防止全国強調月間」ネット被害防止を強化

2018年5月18日(金)11時15分 リセマム

平成30年度「非行・犯罪防止全国強調月間について」

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内閣府は毎年7月、学校が夏休みに入る時期にあわせて非行・被害防止活動を展開している。平成30年度の「青少年の非行・被害防止全国強調月間」は平成30年7月1日から31日までの1か月間。今回は特に、インターネット利用に係る犯罪被害等の防止に重点を置いて活動する。

 内閣府は昭和54年度以来、毎年7月を「青少年を非行から守る全国強調月間」としてきたところ、平成22年度からは児童買春や児童ポルノといった福祉犯の被害防止も重点課題に加え、「青少年の非行・被害防止全国強調月間」と名称を変更し、実施してきている。

 平成30年度の重点課題は「インターネット利用に係る犯罪被害等の防止」「子どもの性被害の防止」「有害環境への適切な対応」「楽物乱用対策の推進」「不良行為および初発型非行(犯罪)等の防止」「再非行(犯罪)の防止」「いじめ・暴力行為等の問題行動への対応」の5つ。

 強調月間中は、警察などによる繁華街や駅前における街頭補導活動やボランティア活動、スポーツ・文化活動、体験活動などの推進や、SNS事業者が参画する「青少年ネット利用環境整備協議会」の支援など、地方公共団体および関係団体などと連携しながら総合的な非行・被害防止活動を展開するとしている。

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