トランプ関税で市場が乱高下する中、投資家が今後買いたい資産は?
2025年5月23日(金)11時17分 マイナビニュース
日経CNBCは5月10日、「今後、投資資金を振り向けたい資産」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は5月2日〜8日、日経CNBCを視聴する20代〜80代の現役投資家144名を対象にインターネットで行われた。
アンケートでは、今後投資資金を振り向けたい資産を13個提示し、「トランプ関税を受けて世界の金融市場が乱高下しました。今後、投資資金を振り向けるならどれにしますか?」と質問。最大3つまで選んでもらったところ、「日本株」が最多の64.6%。次いで「金(ゴールド)」(28.6%)、「日本の中小型グロース株」(23.8%)、「米国株インデックス」(15.6%)と続いた。
「日本株」を選択した理由として、「トランプ関税の行方もはっきりしない。はっきりできるか、できないかさえわからない以上、投資は様子見が賢明だと思っています。あえて投資するなら、国内のディフェンシブ銘柄ではないでしょうか」「日本企業も米国の関税の影響を多少なりとも受けると思うが、他の国々との貿易を日本政府主導で、どんどん進めていくと思うので、特にデメリットは感じていない。むしろ、配当重視で下落したらどんどん買っていこうと思う」「知らないものには投資しないという大原則に則ると圧倒的な情報量を得られる自国の企業一択ではないでしょうか」といった意見が。
また、「金」に関しては「トランプ大統領が不安要素発言をすると金価格が上がり、ここ数週間は高値を付けていて、何を言うか分からないゴールド大好き大統領対策として金はありかと。。」という声が寄せられた。