向井理×水川あさみ共演舞台「リムジン」同キャストで上演へ

2023年5月25日(木)12時0分 シネマカフェ

M&Oplaysプロデュース「リムジン」

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2020年、コロナ禍で全公演中止となったM&Oplaysプロデュース「リムジン」が、3年の時を経て、11月3日(金)より本多劇場にて同キャストで上演することが決定した。

本作は、主人公の男が自己保身のためについた一つの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖を、ブラックな笑いを交えて描くサスペンスとして企画された倉持裕の新作。

主演の向井理は「長い延期期間でした。当時諦めざるをえなかった思いをバネに、今年上演できて良かったと思えるよう強く繊細に演じられればと思います。個人的にはよく観劇に行っていた下北沢の本多劇場。舞台に立つのは初めてです。心よりお待ちしております!」と思いを明かす。

ヒロイン役の水川あさみも「3年という延期期間を経て、いよいよ上演できる運びとなりました。当時はさまざまな人が、仕方ないの一言では済ませたくない悔しい思いを経験したでしょうし、私もその1人です。3年前の感覚とはきっと変わっているであろう私自身も、この舞台で何が知れるのか倉持さんと演者の皆さんと探りながら楽しみたいです」とコメントしている。

そして共演には、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎田口トモロヲと、魅力的なキャスト陣が誰一人欠けることなく集結した。

チケット発売日は9月2日(土)。東京公演後は、富山、愛知、熊本、福岡、広島、大阪と全国へ巡演していく。


ストーリー
小さな田舎町で、親から受け継いだ小さな工場を営む主人公の男(向井理)。彼は町の実力者に気に入られ、自分の後継者にと、推薦されていた。その地位につけば、名誉と、特別な待遇が与えられる。妻(水川あさみ)と共に喜ぶ男。しかし、喜びも束の間、彼は誤って、昇進に尽力してくれた恩人に怪我を負わせてしまう。「一言謝れば済む話よ」と、ためらう夫に妻は言うが、掴みかけた未来が遠のくことに耐え切れずついた嘘が次の嘘を呼び、夫婦は取り返しのつかない事態を招いてしまう。重ねた罪に比べて実入りの少ない、あまりに非効率な夫婦の悲喜劇。

M&Oplaysプロデュース「リムジン」は11月3日(金)〜11月26日(日)本多劇場にて上演。

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