千葉大、中高生対象「数理科学コンクール」6/11締切

2023年6月1日(木)9時45分 リセマム

第26回数理科学コンクール 案内1

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千葉大学先進科学センターは2023年6月11日まで、「第26回数理科学コンクール」に参加する高校生、高専生(1〜3年生)、中学生を募集している。募集部門は「課題の部」「ロボットの部」「人工知能の部」。参加費無料。個人またはグループ(3名まで)で参加可能。

 数理科学コンクールは、日本にとどまらず世界の科学と技術の先端を担う若者の才能を発掘し育成することが目的。26回目の開催となる2023年度は、課題の部、ロボットの部の4年ぶりの対面開催を行うと同時に、人工知能の部を新設。また、複数の部への参加も可能となる。

 コンクールでは、高校の物理、数学、情報のカリキュラムにとらわれず、ときには中学生のほうが力を発揮するような物理、数学、情報の本質に根ざした、考えて楽しい問題が出題される。参加者は出題される課題の中から選択し、6時間という時間を自由に使い、解答を導く。参考書・PC等の持込みや、パソコンやスマホ等の情報機器を使用して参考資料を検索することが認められている。

 評価は、優秀な能力をもった生徒、ユニークな発想をもった生徒など、さまざまな才能を多面的に評価するため、課題をたくさん解いた生徒だけでなく、1題に集中してすばらしい発想を出した生徒も評価するとしている。また、コンクール参加者の物理や数学的能力をさらに高めるため、コンクールの表彰式後、講評も行われる。

 募集するのは「課題の部(対面および遠隔開催)」「ロボットの部(対面開催)」と新設された「人工知能の部(遠隔開催)」の3部門で、いずれも個人またはグループ(3名まで)での応募を受け付けている。また、複数の部門に参加することも可能。対象は、高校生・高専生(1〜3年生)・中学生。

 対面開催の会場は、千葉大学西千葉キャンパス 総合校舎4号館。課題の部では、課題と教材が参加者に郵送され、自宅で解答する。人工知能の部は、遠隔開催のため自宅から参加可能。豊富な機械学習機能を手軽に使用できるWolfram言語を利用して、データの分類、解析を行い、その結果を考察する。

 詳細の確認と申込みは、Webサイトより行う。

◆第26回数理科学コンクール
会場:
<対面>千葉大学西千葉キャンパス 総合校舎4号館
<遠隔>参加者自宅
参加資格:高校生・高専生(1〜3年生)・中学生
参加方法:個人参加またはグループ(3名まで)
応募締切:2023年年6月11日(日)
参加費:無料
応募方法:Web申込フォームにより必要事項を入力し申し込む
※対面参加者は、昼食と飲み物を必ず持参すること

【課題の部】
開催日時:2023年7月17日(月・祝)10:00〜16:00
定員:対面100名・遠隔50名

【ロボットの部(対面開催)】
開催日時:
2023年7月16日(日)10:00〜16:00
2023年7月17日(月・祝)10:00〜16:00 ※両日参加すること
定員:20名

【人工知能の部(遠隔開催)】
開催日時:2023年8月27日(日)10:00〜16:00
定員:50名 ※先着順
参加要件:
・各自の参加拠点から、ブラウザを用いてWolfram Cloudのサーバーに適切な通信速度でアクセスできる環境にあること
・千葉大学先進科学センターが用意するテストデータと解説書を、インターネットを通じて取得できること
※Wolfram Research, Inc. がネットワークを通して提供するWolfram言語を利用。Webサイトに記載の参考URLの内容を事前参照すること

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