ペンギンはなぜよちよち歩き? 水族館に理由を聞くと...

2020年6月9日(火)8時0分 Jタウンネット


[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年5月27日放送の「よりぬき仰天コロンブス」のコーナーでは、ペンギンについての話題を取り上げていました。

よちよち歩く姿がかわいらしいペンギンですが、なぜそのように歩くのでしょうか?

常に「空気イス」状態?

七尾市にあるのとじま水族館には、25羽のマゼランペンギンが生活しています。

人気のペンギンのお散歩タイムでは、ペンギンが水族館内を散歩する様子を見ることができ、可愛らしい様子を見せてくれます。

しかし、なぜよちよち歩きなのでしょうか?

飼育員さんの話によると、ペンギンの足に秘密があるのです。

ペンギンの足はとっても短く見えますが、それは間違いで実はとても長いのです。

水中で生きるペンギンは独特の進化を遂げました。マゼランペンギンは時速20キロで泳げ、水深90メートルまで潜ることができます。

実は、水の抵抗や圧に耐えられるよう、足の骨が体の中に隠れているのです。腹部が水圧でへこまないよう、足の骨を補強代わりにしているということ。足の長さは実に体の3分の1もあります。

人間の体でいえば、常に空気イスをしているような状態です。そのため、よちよち歩きしかできないのです。

(ライター:りえ160)


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