「私の指定席に座る女性に声をかけると『え、代わります?』。譲ってもらって当然、みたいな顔をしてきて...」(都道府県不明・30代女性)
2021年6月11日(金)21時0分 Jタウンネット
苦笑いするしかありませんでした——。30代女性のA美さん(仮名)から、新幹線内でモヤッとしたという体験談がJタウンネット編集部宛に届いた。
窓際席を予約し、新幹線に乗り込んだ彼女。仕事終わりで、もうヘトヘト。仮眠を取るつもりだったという。
しかし、すでに自分の席に別の女性が座っていた......。「ここ、私の席」と声をかけようとしたときだ。
前の席でも、同じ「事件」が起きていた。小学生くらいの女の子が座っていて、その席に座るはずだった乗客が声をかけた。
「あれ、間違えちゃったかな?」
すると、A美さんの席に座っていた女性が「○○ちゃん、代わって!」
どうやら親子揃って、違う席に座っていたらしい。
2人とも自分の席に移ってもらって、一件落着かと思いきや......。
「え、代わりますか?」
数年前、神戸から実家の広島へ帰省するために一人で新幹線に乗りました。
その日は仕事を夕方で切り上げてからの帰省で、いつもより朝早くから仕事をしていたので、疲れきってました。
新幹線の窓側指定席を予約し、約一時間ゆっくり仮眠をとるつもりでした。
しかし、新幹線に乗り込むと私の席に40〜50代の女性が座っていました。
私は声をかけようとしたのですが......。
座席の1つ前の窓側にも、小学生くらいの女の子が座っていて、本来その席に座るはずだった女性が
「あれ、間違えちゃったかな?」
と声をかけていました。
私の席に座っている女性は、その子のお母さんだったらしく、
「○○ちゃん、代わって!」
と注意をはじめました。あなたも間違っているんですけどね......。
すると、本来私の前席に座るはずの女性が
「私はすぐに降りるので良いですよ」
と、席を譲ってあげていました。
私も断る訳にはいかず......
その後すぐ、私もそのお母さんに
「間違ってますよ」
と声をかけたのですが、その方は
「え、代わりますか?」
とあたかも自分も譲ってもらって当たり前みたいな聞き方してきたんです!
小学生に譲っていた心優しい女性を見ていたので、断る訳にはいかず......。私は、
「別に良いですよ」
と答えてしまいました。通路側席が親子の本来の席だったのか、空いていたので、そこに座って仮眠を取ることに。もちろん、渋々です。
その親子のチケットは岡山行き。この人たちが降りる時、一度席を立たなければなりませんでした。
せっかくの睡眠時間が......。
岡山に着くと、あの心優しい女性は私が仮眠している間に下車していて、別の男性が座っていました。
彼も、窓際席を譲ってあげていたのしょう。
その親子が下車したら窓側へ移動してました。
私も同じタイミング移動したので、男性が
「え?あなたも?」
と声をかけてきました。
「そうなんですよ、変わってもらえなくて」
と敗者同士、苦笑いするしかありませんでした。
モヤモヤした一時間でした。
「のりもの」で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
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