最後まで残りがちな宿題1位は「読書感想文」、親が手伝う宿題1位は?【夏休みの宿題アンケート】

2022年6月10日(金)6時15分 マイナビ子育て

グループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を運営するイオレは、同サービスを利用中の小学生の子どもを持つ子育て世帯を対象に、「夏休みの宿題」に関するアンケートを実施しました。

小学生がいる子育て世帯にアンケート

毎年小学生が頭を悩ませる夏休みの宿題。ドリルをはじめ読書感想文、自由研究など、親の手伝いが必要になる家庭も多いのではないでしょうか。

今年も同社では多くの主婦・主夫や、PTAの団体連絡ツールなどに愛用されている「らくらく連絡網」にてアンケート調査を実施しています。

お子さまの学年を教えてください。(複数いらっしゃる場合は上の子の学年をお答えください。)

Q.お子さまの夏休みの宿題の進め方について教えてください。

子どもの夏休みの宿題の進め方についての設問では、「計画的に毎日少しずつ取り組む」が約5割と、2人に1人が計画的に進めているという結果に。「夏休みはじめのうちに全部終わらせる」は41.5%と、前年から3.9%上昇しました。

年々宿題を早めに終わらせ、旅行や習い事、自主学習といった宿題以外のことに集中する子どもが多くなっている傾向が見受けられます。

また、全体の9割近くが夏休みの終わりに慌てることなく宿題を終えており、計画的に宿題を進めている子どもが多いことがうかがえます。

宿題の進め方について理由を聞いたところ、さまざまな回答がありました。その一部を紹介しています。

[夏休み始めのうちに全部終わらせる]・少年野球や家族での外出が予想されるため、時間のあるときに消化する・長期休暇という特性上、平時においてもできる学びはなるべく早めに終わらせ、宿泊体験や、早朝・深夜でなければ体験できない学びができるようにするため・一学期に苦手だったところを学習し直す時間をとるため

[計画的に毎日少しずつ取り組む]・宿題には学習の積み重ねの意味もあるから・サッカーの合宿までに終わらせてくること、と約束があるので夏休み初日に宿題を書き出す・全部最初に終わらせてしまうと後半何も勉強しなくなってしまいそうなので、少しずつ毎日やった方が良い

[ノープランで最後に慌ててやる]・家で子どもが1人で過ごすことが多いので、親のチェックが甘いから・計画的にやるよう声かけしても、遊びや習い事が忙しく後回しになりがちな為

[全部終わらせることができないまま新学期を迎える]・やらないといけないというのはわかっているが、たらだら過ごす・ずっと終わらせずに新学期を迎えていたので、今年も終わらせずに新学期を迎えることになると思う

Q.夏休みの宿題で最後まで残りがちな宿題は何ですか。

Q.夏休みの宿題で親が手伝う宿題は何ですか。

最後まで残りがちな宿題1位は「読書感想文」、親が手伝う宿題1位は「自由研究」と、3年連続で同じ結果となりました。

残りがちな宿題として「読書感想文」が選ばれた理由としては、「本を読んで内容を理解しないと感想が書けないから」「本を読み込むのも時間がかかり、その後に書いた文章をいちど添削して、書き直させるから」といった意見も。

夏休みの宿題に頭を悩ませるのは子どもだけではないようです。

Q. 夏休みの宿題は子どもにとって必要だと思いますか。

夏休みの宿題は必要か、という質問に対しては「必要だと思う」と答えたのが63.7%、「不必要だと思う」と答えたのは6.7%という結果に。その一方で、「宿題は必要だとは思うものの、内容に対しては不満を持つ」回答が29.6%という結果になりました。

必要だと思う宿題としてもっとも票が多かったのは圧倒的に「ドリル」で、およそ8割が必要と答え、その後「夏休みの日記」「自由研究」が続く結果に。

対して不要だと思う宿題として票数が多かったのが「習字」「ポスター」「読書感想文」という結果となりました。

宿題については、「むしろ必ず提出するものが少なくて驚いた」といったような意見や、「両親共働きの中ドリルの丸付けや応募作品も親が結局手伝うことになるのが不満」といったコメントも寄せられました。

また、親が手伝う宿題として圧倒的票数を得た「自由研究」のテーマや費用に関しては以下のようになりました。

Q.自由研究のテーマはどう決めていますか。

Q.自由研究にどのくらいの予算をかけましたか、又はかける予定ですか。

最後に、子どもの学校で変わっている・珍しいと感じた宿題を聞いたところ、以下のような投稿がありました。

・夏休み中、学校から配布されているタブレットで日記を書いて提出・観察日記・ワンミニッツエクササイズを個人の目標で実施。夏休み期間全日程の欄がある・給食献立コンテスト・裁縫

独自にユニークな宿題を実施している学校もあるようですね。

調査概要

調査対象:小学生の子どもを持つ「らくらく連絡網」の利用者調査期間:2023年7月26日〜8月1日調査方法:インターネット調査有効回答数:270件※調査結果の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

株式会社イオレhttps://www.eole.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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