バグった動きのUFOが撮影される! 消失と再出現を繰り返し、撮影者にフラッシュを照射?=米

2023年7月20日(木)20時0分 tocana

 UFO(※1)が見つかりにくい要因の1つとしてその擬態能力があげられる。空と同化したり、雲に擬態するなどして人の目につきにくくなっているというものだ。もし、彼ら宇宙人が人目を避けて地球に飛来しているとすれば、合理的な判断だと言えるだろう。


 しかし、さまざまなUFOの形があるように地球に飛来している宇宙人の種類もさまざまだといわれている。彼らの間で地球訪問時の統一ルールがあるかはわからないが、もしないのだとしたら、中にはこれみよがしに地球を飛び回るUFOが出てきてもおかしくはない。虚栄心や自尊心のある宇宙人がいてくれた方がこちらとしても安心する。


 さて、アメリカ・アリゾナ州スコッツデールで奇妙に点滅する飛行物体が撮影された。暗い色の機体が点滅する様子は非日常的で地球外の技術を彷彿とさせる。この動画は世界最大のUFO研究組織「MUFON(The Mutual UFO Network)」に投稿された。目撃者の証言を引用しよう。


「2023年7月18日午後4時38分、アリゾナ州スコッツデールのプールで、暗い浮遊する幾何学的な球体を目撃しました。見た目は黒か濃い灰色で、10面体のダイスのような平らな面がいくつかあり、回転すると太陽光を受けて反射しました。私のスマホで映像を撮影しました。なお、この物体はビデオのヤシの葉の方向が示すように、風とともに西から東に動いていました。」


 この証言からUFOの特徴が少なくとも2つわかる。1つ目は点滅しているように見えるのは太陽光の反射ということ。2つ目は自立飛行していなかった可能性だ。この2つの特徴はこの物体が宇宙人の乗り物であることを否定するものだ。


 点滅が機体自体の消失よって発生しているならば、故障によるカモフラージュ能力の一時的な喪失と考えることもできる。そして風に向かって飛んでいたならば自立飛行していたと言うことができる。


 ただ、この点滅についてUFO研究家のスコット・ウェアリング氏は独自の見解を示している。


「UFOは撮影者の方向に数回フラッシュしました。これはUFO側の意図的な行動のように見え、これが本物の宇宙人の乗り物であることを確認するために必要なすべてです。」(ウェアリング氏)


 点滅は宇宙人が意図的に行ったように見えるというのがウェアリング氏の主張だが、この主張は一考に値するだろう。というのも、映像中の飛行物体は実に奇妙な動きも見せているからだ。一瞬映像がブレたかのように飛行物体がまるでバグでも起こしたかのようなおかしな動きをしたり、その場から消失したかのように姿を消している。手前に映っている木はブレていないため、手ブレによる映像の乱れでないことは明らかだ。つまり、この飛行物体そのものが動いていたわけだ。


 すると、機体から発せられたフラッシュにも別の意味を持つことになる。つまり映像撮影者に対する何らかのリアクションの可能性である。とはいえ、その意味について推し量る材料をわれわれは手にしていない。MUFONの専門家らによる分析を待ちたい。



(※1) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。


参考:「UFO Sightings Daily」

tocana

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