日常生活でできる夏バテ対策

2023年8月4日(金)17時0分 ココカラネクスト

 8月に入り、暑い日が続くと体調を崩してしまいがちですよね。

今回は日常生活でできる夏バテ対策をご紹介いたします。

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夏バテとは…

夏の気温に体が対応できずに起こる様々な不調のことを言います。主な原因は暑さによる睡眠不足や消化機能の低下、発汗などによる水分・塩分バランスの乱れ、冷房による冷えや屋外との気温差による自律神経の乱れなど。

気づかないうちに夏バテになっている可能性もあります。しっかりとした対策が必要です。

主な症状は、

・全身の倦怠感やだるさ
・食欲不振
・集中力低下
・むくみ
・下痢や便秘
・めまい
・睡眠不足
・頭痛
・イライラ

など

夏バテを予防するには日頃から生活習慣を整えておくことが大切です。

いろいろな食材を食べる
食べやすいからとそうめんやおにぎり、パンだけなどの食生活になるとビタミン類をとりにくくなります。タンパク質やビタミン類は汗で排出されやすいミネラルをバランスよくとれる食品を選びましょう。

水分をしっかりとる
のどが渇いた感覚がなくてもこまめに水分をとりましょう。水分を適切に取らずに体内の水分が減ると血流が悪くなり、末梢まで血液が回らずに体が冷えてきてしまいます。
汗をたくさんかいたときは水分と同時に塩分も失われるため塩分補給もしてくださいね。
ただし、冷たいジュースや炭酸飲料を飲みすぎると胃腸を刺激して負担がかかるので、水やお茶など常温や温かい飲み物もとりいれましょう。カフェインを含むお茶やコーヒー、アルコールは利尿作用があるので必要以上に水分が失われてしまうこともあるので注意してください。

涼しい部屋でちょっとした運動をする
熱中症対策のためにクーラーを使って涼しく過ごすことは大切ですが、冷房の効きすぎた部屋でじっと動かずにいると体が冷えすぎて筋肉がこわばったり、代謝が悪くなったりします。
冷房の設定は25~28℃を目安に屋外との気温差を5℃以内になるくらいにしましょう。
また、短時間外に出たり、軽い運動したりするなどをして少し汗をかくとことおすすめします。

入浴は就寝の1時間前に済ませる
お風呂は時間があれば湯船につかってください。時間がなければ普段はシャワーで2〜3日に1回は湯船につかるでもOKです。熱すぎると交感神経が刺激されて逆に目がさえてしまうので、少しぬるめのお風呂にゆったり入って副交感神経を優位にしておきます。
お風呂から上がったあと体温が少し下がってくるときに眠気が出てくるため、就寝1時間くらい前に入浴して体の芯が落ち着いてくるころに眠るのが良いとされています。

夏バテに効果的な栄養素

良質なタンパク質
効果:疲労回復・食欲増進
オススメの食べ物:肉・大豆・卵・乳製品

ビタミンB1・B2
効果:疲労回復・エネルギー代謝を助ける
オススメの食べ物:豚肉・うなぎ・レバー

ビタミンC
効果:抗酸化作用・暑さへの抵抗力を高める
オススメの食べ物:パプリカ・ブロッコリー・キウイ

クエン酸
効果:疲労回復・食欲増進
オススメの食べ物:お酢・梅干し・レモン

紹介した食べ物を普段の食事に取り入れて暑い夏をバテずに一緒に乗り切りましょう。

[文:meilong スタッフ]


「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://www.meilong.jp/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

ココカラネクスト

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