どんな味? 北海道で食べられている緑色の冷や麦「グリンめん」って何?

2021年8月16日(月)10時48分 食楽web


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 夏になると、そうめんや冷や麦を食べる機会が増えますね。暑くて食欲がない日でもスルッと入っていきますし、絹糸のように繊細な見た目も涼しげ。筆者は毎年、この時期になると「グリンめん」を食べたくなります。夢の国にいる目が3つある緑色のキャラクターのことではありません……。「グリンめん」は、北海道・十勝にある『田村製麺工業』が製造する乾麺なのです。

美しいグリーン色の正体は!?

 緑色の麺だから、「グリンめん」。クロレラ入りで、クチナシで色付けした冷や麦のような乾麺なのです。道東の名物ではありますが、北海道のスーパーマーケットでは、よく見かける一品。筆者も子どもの頃から、白色の普通の冷や麦とグリンめんの2色が食卓に並んでいました。

 麺は程よい弾力があり、めんつゆにつけて、ずるっとすすります。夏は冷やしで、冬は温麺にして食べる場合もありますが、筆者の実家では圧倒的に夏に食べていましたね。

 薬味は、しょうがやわさび、海苔、大葉、ネギがあれば完璧。上京してからは、もっぱら揖保乃糸に浮気していましたが、やっぱり夏といえば、この「グリンめん」。しっくりきます〜。

 ちなみに袋の裏に食べ方が載っていて、ハムや錦糸卵を乗っけて冷やし中華風にして食べたり、生野菜とドレッシングをかけてラーメンサラダ風にして食べたりするのもおすすめなのだとか!

 めんつゆ以外で食べたことがありませんでしたが、緑色の麺が涼しげですし、野菜もたっぷり食べられておすすめです。東京ではなかなかお目にかかれませんが、北海道に行くことがあれば、ぜひお土産として手に取ってみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

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