「オクトー」第7話 飯豊まりえ“朱梨”、松井玲奈“紫織”に激しく感情をぶつける姿に視聴者「悲しみの中でもがく姿に胸が詰まる」
2022年8月19日(金)11時20分 シネマカフェ
本作は15年前に両親が殺害されたのをきっかけに人の感情が“色”で見えるようになった主人公の女性刑事が、極秘の指令を受けながら配属されてきた男性刑事とバディを組む新感覚刑事サスペンス作品。
人の感情を色としてみることができる心野朱梨役で飯豊まりえが主演。神奈川県警東神奈川署に異動してきたが、実は裏で内偵をしている風早涼に浅香航大。風早が内偵を進める朱梨の上司・雲川幸平には山中崇。朱梨の両親殺害事件の捜査を担当していたが、そのことを風早には隠している次期警察庁長官候補・平安衛に船越英一郎。事件に遭ってから感情を失った朱梨の姉・紫織に松井玲奈。紫織の主治医・甲本祐希に臼田あさ美といったキャストも共演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
とあるビルで清掃員の川瀬洋和(ベンガル)が屋上から転落死する。まもなく同僚の清掃員・成海道子(室井滋)が逮捕。道子が川瀬を突き落とすところを見たという目撃者の証言もあり、道子も「私が殺しました」と自供するが、動機を聞いても「ただ殺した」と理由を語らない。さらに朱梨は道子から感情がまったく読み取ることができなかった。
彼女は感情を失くさなければ生きられないほど辛い経験をしており、朱梨は感情の見えない道子と、両親を殺された事件をきっかけに感情を失った紫織を重ねてしまう。
朱梨と風早は道子の動機を探るために聞き込みをすると、清掃員仲間たちは道子と川瀬が仲良くしていたと語る。川瀬の妻・佐和子は川瀬と道子が不倫関係にあったと主張。再び道子を取調べ、朱梨が「あなたからは何の感情も見えない」と告げると、道子は「感情を捨てた」と答え、朱梨が自分の中に感情を見つけたがっている。人は感情を持つべきだと思ってるからと主張し、感情を失った自分が不幸に見えるならとても傲慢だと言い放つ。その言葉が朱梨を追い詰め…というのが今回のストーリー。
その後、紫織を見舞った朱梨は、彼女の肩を揺らしながら「お姉ちゃんなんとか言ってよ!このままのほうがいいの?苦しいよ。お姉ちゃんのせいで!」と激しい感情をぶつける…。
このシーンに「朱梨が苦しい思いを抱くのは、めっちゃ分かる」「朱梨がお姉ちゃんに感情をぶつけるシーンで泣いてしもうた…」「今まで他人の感情を見てきた朱梨自身の感情が発露した今回。悲しみの中でもがく姿に胸が詰まる」などの声が続々と寄せられる。
一方、風早は平安に対し、朱梨の事件を担当していたことをなぜ隠していたのかと問うが、平安は話す必要がなかったからだと釈明。平安は雲川が押収薬物を横流ししてるとタレコミがあり、それで内偵していると伝える。雲川を尾行する風早だがラストで拳銃を突きつけられるという展開に。
このラストに視聴者からは「雲川さんはいい人だと思う。心野ちゃんを守る側でいてほしい」「あの感じだとやっぱり雲川さんは味方かな」などの反応が上がるとともに「雲川さんより先生が怪しく思えてしまう...」「雲川さんより先生が怪しいと葬儀回から思ってる」と、紫織の主治医である祐希に疑念を抱く声も多数寄せられている。
【第8話あらすじ】
暴行容疑で逮捕された大学生・戸田大和(濱田龍臣)。被害者との示談が成立し釈放されるのだが、大和は自分の父親のことを語り始める。大和の父・家長敏則(水澤紳吾)は15年前に起こった殺人事件の容疑者として指名手配され、現在も行方が分かっていなかったが、大和のもとに最近、家長から「近いうちに会いたい」と書かれた手紙が届いたという。事件が発生したのは朱梨の両親が殺された事件と同じ日だった…。
「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」は毎週木曜日23:59〜読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。