老舗とんかつ店『新宿さぼてん』本店の激レアメニュー「サボフィレ御膳」が旨すぎる理由

8月20日(火)12時0分 食楽web

老舗とんかつ店『新宿さぼてん』本店の激レアメニュー「サボフィレ御膳」が旨すぎる理由
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『とんかつ新宿さぼてん』といえば、全国津々浦々、海外にまで出店している大人気のとんかつ専門店です。レストラン、デリカ合わせて、その数500店舗あまり。皆さんも1度や2度は食べたことがあるのではないでしょうか。

 どの店舗に行っても、期待通りのサクサクの衣、柔らかくジューシーなお肉。この安定的かつ信頼できる美味しさは、肉の品質の良さと、各店舗に専門の調理人がいて、こだわりの“揚げ”の技術で提供しているからなのです。

 さて、創業53年を迎える新宿の本店(小田急エース南館店)で、「ココだけしかない、極上のとんかつがある」という情報を入手。

 それは「SaboFilet(サボフィレ)かつ御膳」(2300円)というメニューです。スペイン産 赤毛のデュロック豚の、1頭からわずか2食分しか取れないという希少なフィレ肉を使った「とんかつ定食」だそう。

 今月8月5日からの新メニューで、しかも本店限定の希少部位というプレミアム感。これは売り切れる前に絶対に食べなくては。というわけで、さっそく本店に行ってきました。

赤身なのにサシの入った希少なトンカツ

「SaboFilet(サボフィレ)かつ御膳」(2300円・税抜)
「SaboFilet(サボフィレ)かつ御膳」(2300円・税抜)

 ところで、とんかつといえば、「ロースとフィレ、どっちが好き?」という質問がよく飛び交いますが、筆者は断然ロース派です。豚でも牛でも、良質な肉の「脂」はとにかく美味しくて甘い。しかも肉の柔らかな食感は、脂があってこそ。その点、フィレはロースに比べて脂が少ないのがなんとも味気なく感じてしまうんですよね。そんなロース派の固定概念を完全に覆すのが、この「サボフィレ」なのです。

 スタッフの方によれば、「使用しているスペイン産のデュロック豚は、イベリコ豚よりずっと希少な豚で、高品質な生ハムなどに使用されるお肉です。しかも今回使っている豚は、デュロック豚とデュロック豚を掛け合わせた純粋種。赤身のフィレでもサシが綺麗に入っていて、その脂の融点が低いので、とろけるようなとんかつに仕上がるんです」とのこと。

 提供されたサボフィレは、網の上に6切れ載って登場します。肉の断面は、薄いピンク色で、肉汁で艶やか。繊維のきめ細かさも見てわかります。

「まずは真ん中の1切れから、ソースをつけずにそのまま食べてみてください」とスタッフさん。これには少し驚きました。「さぼてん」といえば、創業以来、ゴマをすり鉢ですってオリジナルソースを入れ、そこに、とんかつをつけて食べる方法を考案したことで有名なお店。

 なのに、この「サボフィレ」はソースなしが推奨されている……ということは、肉質に相当の自信がある証拠ではないでしょうか。

 言われるがままに、真ん中をスッと抜いてそのまま口へ。サクッと衣が音を立てたかと思うと、肉は繊維を感じさせることなく、しっとり柔らかく噛み切れます。ソースや塩といった助けも一切借りずに、肉が甘い。臭みも全くありません。

「続いて、塩、わさび&大根おろし、レモンの順でお召し上がりください」とのこと。どれもいたってシンプルな食べ方ですが、実に美味しい。塩はより肉の甘みを引き立て、わさびと大根の辛みと苦味、レモンの酸味は、肉の旨味を変化球的に倍加させてくれます。そして最後は、王道のゴマ&ソース。

 というわけで、実際に食べてみた「サボフィレ」は確かに絶品でした。しっかりと肉の旨味があって、脂の甘みやコクも感じる。しかも『さぼてん』特有の1つ1つのパン粉がキリッと立った衣のサクサク感と相まって、さっぱりと食べられて、重たさが全くないんです。

 これは絶対に本店にわざわざ行っても食べるべきです。『サボフィレ』、新宿の本店限定ですので、ぜひお早めにお試しください。

(撮影・文◎土原亜子)

●SHOP INFO

とんかつ新宿さぼてん 本店小田急エース南館店 外観

店名:とんかつ新宿さぼてん 本店小田急エース南館店

住:東京都新宿区西新宿1-1 小田急エース南館
TEL:03-3343-3807
営:11:00〜23:00(LO 22:00)
※売店は10:30より営業
休:無

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