ナカバヤシの電動鉛筆削り機がリコール、発火の恐れ
2022年8月30日(火)17時15分 リセマム
リコールの対象となるのは、ナカバヤシの電動鉛筆削り機「充電式シャープナーPACATTO(パカット)」。品番は、ライトブルーとラベンダーが「DPS-501」、ブラックとベージュが「NEK-101」。販売期間は2017年12月から2022年6月。対象台数は3万4,710台。
対象製品の製造番号は、ライトブルーがLBPC17000001〜LBPC18010260、ラベンダーがLVPC17000001〜LVPC18006300、ブラックがBKPC17000001〜BKPC21001560、ベージュがBEPC17000001〜BEPC21000504。品番と製造番号は、本体底面に記載している。
対象製品では、付属のACアダプター(定格出力:5.0V/1.0A)以外のACアダプター(定格出力以外)を製品本体に接続して充電を行った場合に限定的に、内蔵のリチウムイオン充電池に過剰な電圧が加わり、発火にいたる危険があることがわかったという。
ナカバヤシでは、付属のACアダプター以外のACアダプターを使う顧客に対して、直ちに使用を止めるよう注意喚起。対象製品を所有する顧客に対しては、万一のことを考慮し、過電圧対策部品への交換作業を無償で実施する。
付属のACアダプターの使用で発火にいたる心配はないが、今後の安全性確保のためにも、今回の対策部品への無償交換に必ず申し出てほしいと呼びかけている。原則としてWebによる専用フォームで受け付け、フリーコールでも対応している。