東京都知事、大学の定員抑制に反対…政府へ緊急要望

2017年9月6日(水)12時1分 リセマム

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東京都の小池百合子知事は9月4日、東京23区の大学の学部・学科新増設や定員増を抑制するという改正案に反対を表明し、まち・ひと・しごと創生担当大臣へ緊急要望書を提出した。

 「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」において、地方創生に向けた大学改革として、東京23区の大学の学部・学科の新増設や定員増を抑制するという改正案が6月に公表された。現在は、地方大学の振興や若者雇用に関する有識者会議で、地方の大学の振興策などについて検討が行われており、2017年内に最終報告案が取りまとめられる予定だという。

 地方創生は「東京対地方」という構図ではなく、東京と地方が共存共栄し、日本の発展に寄与する日本全体の創生を目指すべきであるとして、東京都知事は大学の新増設・定員の抑制に反対を表明した。

 東京都知事は、「地方創生の推進にあたっては、東京と地方が共存共栄し、日本全体の発展に寄与する取組みを支援していくこと」「東京23区の大学における学部・学科の新増設および定員増の抑制に係る立法措置などは行わないこと」を梶山弘志まち・ひと・しごと創生担当大臣に要望した。

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