絶対ありえない…ビートたけし“襲撃事件”の真相 「住吉会」という名のメッセージ
2021年9月7日(火)7時0分 tocana
「ビートたけし襲撃事件」が波紋を広げている。事件が起きたのは4日午後11時40分ごろ。東京都港区のTBS敷地内で「車が襲われている」と110番があった。警視庁赤坂署によると、たけしが乗った車が、つるはしを持った男に襲われた。駆け付けた署員が千葉県の40代の無職男の身柄を確保し、刃渡り約10センチの小刀を所持していたため銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕。たけしを含めてけが人はいなかった。
男は6月下旬にもTBS付近でたけしの車を待ち構えていたと供述。「芸能界に入りたくて車に土下座してお願いしたが、無視された」などと話しているという。供述通りなら、男はたけしのファンで、弟子入りを断られたことに腹を立て凶行に及んだということになるが、ことはそう単純ではない
「男が元住吉会系暴力団の幹部だったのです。住吉会が組織的に動いた形跡はなく、男の単独犯ということになっていますが…」とは一般紙社会部記者。
ヤクザ稼業から足を洗った男が、映画「アウトレイジ」に感化され“たけし軍団”に入ろうとでも考えたのか? テレビ関係者は「ネット上ではそんなシナリオで語られていますが、そんなアホな(笑い)。 『弟子入りを断られた』というのは、組織(住吉会)に迷惑をかけないための方便でしょう」とみる。
たけしと言えば、2018年3月にそれまで所属していた「オフィス北野」を退社し、新しく設立した「T.Nゴン」に移籍した。背後には、たけしが溺愛する女性X氏の存在があった。のちにたけしは離婚し、X氏と再婚。そこから明らかに”人が変わった”ことは週刊誌などでも再三報じられている。
「たけしさんがX氏のいうことしか聞かなくなった。とりわけ、お金回りのことはうるさくなりましたね。あまりの豹変ぶりに(たけし)軍団の重鎮が『殿、目を覚ましてください!』と懇願したこともあったが、たけしさんは『俺に意見する気か!』とブチ切れた。以来、軍団メンバーとも微妙なすきま風が吹いています」(事情を知る関係者)
聞けば、最近のたけしは不義理の連続で、各方面から反感を買っていたという。前出関係者によると「たけしさんは戦国モノの新作映画を撮っているのですが、キャスティング段階で複数人から断られたそうです。今までなら絶対にありえないこと。実は断った俳優には別の業界の大物が『たけしに関わるな』と号令を出していたというのです」という。
そうした流れからの今回の襲撃事件。たけし本人は顔面蒼白だ。スポーツ紙芸能担当記者の話。
「たけしさんも弟子入り志願という報道は全く信じていない。たけしさんの立場にたてば、『住吉会』というワードを何らかのメッセージのように感じているはずです」
ああ見えて、たけしは繊細で打たれ弱いところがある。思い詰めなければいいが…。