大学入試英語成績提供システム、英検協会とも協定締結

2019年9月9日(月)13時15分 リセマム

大学入試センター

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大学入試センターは2019年9月6日、大学入試英語成績提供システムの運営に関して日本英語検定協会(英検協会)と協定書を締結したと発表した。成績提供対象の資格・検定試験を実施する6団体のうち、協定書を結んだのは4団体となった。

 大学入試英語成績提供システムは、民間の英語資格・検定試験を活用して、大学入試で英語4技能の評価を支援するために大学入試センターが2020年4月から運営をスタートするシステム。受験生は、大学を受験する年度の4〜12月に最大2回まで資格・検定試験を受けることができ、大学入試センターが資格・検定試験の成績を集約・管理し、大学へ提供する。

 大学入試英語成績提供システムの成績提供の対象となる資格・検定試験は、6団体22試験。大学入試センターでは8月30日、6団体のうちケンブリッジ英語検定の実施主体であるケンブリッジ大学英語検定機構、IELTS実施主体であるIDP:IELTS Australia、GTECの実施主体であるベネッセコーポレーションの3団体と大学入試英語成績提供システムの運営に関する協定書を締結している。

 今回、新たに英検協会と9月5日までに協定書を締結したことを明らかにした。英検協会では、TEAP、TEAP CBT、英検1〜3級の7試験の実施を予定している。

 9月5日時点で協定書が未締結なのは2団体。IELTSのブリティッシュ・カウンシルとは「合意済み・形式的な手続きを残すのみ」、TOEFLのEducational Testing Serviceとは「大枠合意した」としており、協定書の締結後に逐次公表予定だという。

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