台風停電で予想外のトラブル　発電機の騒音で「眠れない」...被災者から悲鳴

2019年9月9日に首都圏を直撃した台風15号。その影響で、千葉県を中心として大規模な停電が続いている。

一刻も早い復旧が望まれるなか、千葉県八街（やちまた）市に住む読者から、編集部に1通のメールが届いた。12日夕のことだ。

送り主はXさん（仮名・60代）で、内容は停電被害に伴うご近所トラブルだ。確かに八街市では、同日18時現在も1万６000軒以上で停電が続いている。

停電の影響で不便な生活を強いられるなか、いったいどんなトラブルが発生したというのか——。

さっそく、Xさんのメールを見て行こう。

音と低周波の振動がきて眠れない！

9日の台風で停電になり、お風呂も入れず、エアコンも効かず、4日経っても電気が来ない状況です。しかし、私の自宅の前のお宅は夜真っ暗なのが嫌なのか、10日に発電機を用意して通電を開始しました。

そのお宅は多少明かりが灯っていますが、発電機の音と振動が地面を伝って回りに届き、私も家族もご近所さんも寝られません。

ご近所のご主人がそのお宅に注意するよう伝えて、敷地の奥に移動させたようですが、今度は位置が悪いのか前より低周波の振動がきて余計に眠れません。

大災害なのであまり文句は言えませんが、もう少しご近所のことも考えて欲しいものです。

停電の被害や浸水して家屋がダメになった辛さより、低周波音の響きが辛い今日この頃です。

Xさんからの投稿は以上だ。

確かに発電機の騒音に悩んでいる人は少なくないようで、千葉県民とみられるユーザーからも今回の台風被害に関連して、

「停電の時に発電機あったら便利だけど、うるさいから超絶近所迷惑なんだよなぁ。災害でストレス溜まってるときにあれが動いてたら絶対トラブルになる」「それにしても後ろの家の発電機うるさいんだが？？？お前、夜ずっと付けてるつもりか？？」「うちだけトラクターで畑耕してるみたいにうるさい」

との声が上がっている。

有事の際に間違いなく、あったら便利な発電機。しかし、周囲への配慮を怠ると、今回のようなトラブルに発展してしまう可能性もあるようだ。

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