「ハヤブサ消防団」最終話、見事な伏線回収に「スッキリ」「見応えあった」など絶賛の声上がる

2023年9月15日(金)11時25分 シネマカフェ

「ハヤブサ消防団」最終話(C)テレビ朝日

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中村倫也が田舎に移住し大きな謎に巻き込まれるミステリ作家を演じた「ハヤブサ消防団」の最終話が9月15日に放送。最終話でしっかり物語の伏線が回収される展開に「スッキリ」や「見応えあった」など絶賛の声が上がっている。

池井戸潤の同名小説が原作の本作は、田舎に移住したミステリ作家が大きな謎に巻き込まれていく物語。放火犯の判明やカルト宗教の登場で、物語は一気に佳境を迎えていた。ミステリ作家の主人公・三馬太郎を中村倫也、太郎の恋人でアビゲイル信者の立木彩を川口春奈、アビゲイルの聖母・山原展子を小林涼子、展子の兄で随明寺の住職・江西佑空を麿赤兒、アビゲイルの信者でソーラー会社の営業を担当する真鍋を古川雄大が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

“随明寺”の住職である江西佑空(麿赤兒)が“聖母アビゲイル教団”を受け入れたことにがく然とする太郎(中村倫也)たちだが、彼が教団が聖母と崇める展子(小林涼子)の兄だとわかり、展子がどのような人生を歩んできたのかを聞かされる。

その矢先、太郎たち消防団は、教団が“聖母降臨”の儀式を行う予定だと知る。彼らは発足以来、山原展子を神格化し“聖母”として崇めてきたが、今度は立木彩(川口春奈)をその後継者として擁立しようとしていた。

儀式が皆既日食の日に開催されるに違いないと推理した太郎は、ハヤブサ消防団の仲間とともに、儀式を阻止しようと一致団結。中山田洋(山本耕史)はこれ以上踏み込むのは危険だと心配するが、太郎は「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければなりません」と宣言し、一同も大きくうなずくのだった——というのが最終話の展開。

そして儀式当日。太郎は儀式に参加しようとする彩を止めるため、江西や展子の友人だった映子(村岡希美)から聞いた話をまとめて自ら執筆した展子の生涯に関する物語を彩に見せる。経典にあった内容と全く違う、辛い道を歩んできた展子の物語に拒絶反応を示す彩。そこには家族から虐げられ、さらには病に犯され教団に利用された1人の女性の生涯が描かれていた。

太郎の涙の説得も虚しく、儀式の場所へと向かう彩。しかし展子の幻覚を見た彩は、ハヤブサを守るため全ての真相をマイク放送とLive中継で流すのだった。カルト宗教が田舎町の乗っ取りを画策したストーリー内容に、SNSでは「本当にそこにあるようなリアルさと本当に起こりそうな事件ですぐそこにある怖さをヒシヒシ感じられて、結末も…」や「カルト宗教の本質と矛盾みたいなのを見事に冷静に調査と分析と論破する太郎くん気持ちよかったわ!」などの声が。

また展子や映子の正体、常に怪しい雰囲気を出していた真鍋の犯行の数々、教団による殺人事件の真相など、ストーリー中に散りばめられてきた伏線が回収された最終回に「今までモヤッとしていた諸々の全貌を明らかにしてくれた幕引き、スッキリ」や「伏線回収、見ごたえあったわ〜」などの声が上がっている。

他にも「ハヤブサを守った太郎さん、イケオジ消防団の皆さん、最高にカッコよかったです〜」や「消防団の皆んなと中山田さん大好き!!!」といった声も上がるなど、謎に満ちたストーリーだけでなくキャラクターたちが愛された作品でもあることがわかる。

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