【ZERO1】伝説の川崎でハヤブサが勝利 「お楽しみはこれからだ」
2025年5月7日(水)21時3分 スポーツニッポン
プロレスリングZERO1「川崎伝説2025」は7日、富士通スタジアム川崎で行われた。
初代ハヤブサが2001年に負傷した川崎の地で2代目・ハヤブサが輝いた。
メインで新崎人生と組んでマンモス佐々木、田中将斗組と対戦。ハヤブサとマンモスが先発。パワーのマンモスがハヤブサの腕を決める。田中に代わるとハヤブサの空中殺法を封じるため、膝に集中攻撃。さらにマンモスのパワーで逆水平チョップ。5分すぎには片エビ固めで苦しめる。なんとかフランケンシュタイナーで脱出。人生にタッチすると田中に念仏拝み渡りを狙うが、田中がエスケープする。10分すぎには人生とハヤブサが連係攻撃。顔面砕きや膝へのドロップキックなど見せる。田中のスーパーフライ(フライングボディープレス)を剣山で返し、そこから一気にとどめへ。人生の念仏パワーボムから、ハヤブサが火の鳥スプラッシュ、不死鳥スプラッシュとさく裂するが田中が返す。13分33秒、Hサンダーからの片エビ固めで田中から勝利した。
人生は「この川崎でハヤブサがケガをし、復活することを願ったが、残念ながら江崎くんは亡くなってしまった。もうハヤブサと組めないと諦めていたが、この令和でまたハヤブサと組めてうれしい」と感謝した。ハヤブサも「お楽しみはこれからだ」とコメントすると会場から大歓声が巻き起こっていた。
ハヤブサは4月27日に両国国技館で行われた「ルチャフェスタ」で登場。田中とシングル対決し、入場から初代同様の動きを見せ、トペ・コンヒーロをなどかつてのハヤブサばりの華麗な空中殺法に会場からは大歓声が巻き起こった。さらにラ・ケブラーダ、ダイビングボディープレスなど軽快な動きで圧倒した。
バックステージで人生は「20数年前と変わらない。江崎くんと組んでいるような感じがした」と話し、今後は「要望があればまた組みたい」と話していた。