くつろぎすぎィ...! 長野のホテルに「無断宿泊」していた不届き者が激写される
2021年9月27日(月)18時0分 Jタウンネット
「実は本日、無断で当館にお泊りされているお客様を発見いたしました」
長野・南信州の昼神温泉郷にある「湯元ホテル阿智川」(長野県下伊那郡阿智村)の公式ツイッターアカウントが、2021年9月26日に投稿したそんなツイートが話題だ。投稿には写真が添えられており、不心得者の「お客」の姿がおさめられている。
無断宿泊を決行しようとした「お客」がこちらだ。

畳で腹ばいになり、リラックスした様子を見せている茶色い動物。大きさは推定40〜50センチメートルで猫くらいの大きさ。寝ているところだったのだろうか。写真だけみると、どこか気持ちよさそうだ。
大型のリスのようにも見えるこちらの動物。正体はムササビだ。夜行性のリス科の動物であり、手足を広げて宙を舞う姿を思い浮かべる人も多いはず。
湯元ホテル阿智川の公式ツイッターでは、
「次回からはちゃんとご予約してからお越しくださいませ」
と、まさかの宿泊客に一言添えていた。
「見つかり方がもはや家主(笑)」
このツイートには、26日14時時点で4.6万件のいいねがつくほどの反響を呼び、こんな反応が寄せられている。
「飛び込みの宿泊客ですね」
「見つかり方がもはや家主(笑)」
「このくつろぎっぷりは、もう何度か、いらしてる感じですね」
「めちゃくちゃ可愛い。 そのままここにいました的な 部屋にしたら楽しそう」
Jタウンネット記者が27日、湯元ホテル阿智川の担当者に話を聞いたところ、例年寒くなってくると、今回のように館内でムササビに遭遇することが多くなってくるのだという。

隙間を見つけては館内に忍び込むムササビ。湯元ホテル阿智川の、この季節の風物詩になっているようだ。
端から見る分には可愛らしい姿のムササビだが、実情はそうは言ってもいられない。館内で勝手に木の柱をかじってしまうこともしばしば。「自分の巣を作るために木や紙を必要としているのでしょう」と、担当者も少し困った様子だ。
ちなみに、今回訪れたムササビは、スタッフが近づいたら逃げてしまったという。
今回、ネット上で話題になったことを受けて、
「またのお越しの際はお代は身体で(ツイッターのネタとして)お支払いください」
と、ユーモアを交えて語っていた。
ムササビもイチオシする湯元fホテル阿智川。宿泊中に、ひょっとすると出会えるかも!?どんどん寒くなってくるこれからがチャンスかもしれない。気になる人はぜひ一度訪れてみてほしい。