【中学受験2025】専大松戸中、第3回入試に選択制導入

2023年10月3日(火)15時15分 リセマム

新しく導入する第3回入試の形態に関して

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専修大学松戸中学校は2023年10月2日、「令和7年度の中学校第3回入学試験における新入試形態の導入について」と題した案内をWebサイトに掲載した。2025年度(令和7年度)入試より、第3回入試に試験科目の異なる「入試A」「入試B」の2つから選べる選択制を導入する。

 専修大学松戸中学校は、2021年に大学入試における推薦型・総合型の合格者が過半数を超え、ますます「発信する力」が求められる中、意欲的に自分に関することの表現ができる者を入学試験で確保し、強い発信力がほかの生徒に影響を与え、学年全体や学校全体をより活性化させることを目指し、2025年度の中学校第3回入学試験に新入試形態を導入することを決定した。

 新入試形態では、第3回試験を試験科目の異なる2つの入試「第3回入試A」「第3回入試B」(いずれも仮称)の選択制とする。試験科目は、入試Aが従来通りの国語・算数・社会・理科の4教科。入試Bは、国語・算数の学科試験に加え、10分程度の自己アピールやプレゼンテーションを行い、その後、質疑応答の面接試験を実施する。

 第3回入試の試験日は、従来から変わらず2月3日。募集人員も従来から変更なく20名。そのうち、入試Bは若干名を募集する。出願締切りは、出願Aが2024年2月2日の午後11時59分まで、入試Bが1月31日の午後1時まで。合否判定も入試A・入試Bでそれぞれに行う。

 出願の際は、エントリーシート(志望動機書)の提出を求める。エントリーシートには、「小学校時代に頑張ってきたこと」「同校を志望した動機・理由」「それらを踏まえて、6年間の中学高校生活をどのように過ごしていきたいか」を記入すること。新入試制度は、2025年度入学試験(現小学5年生)から導入する。

 専修大学松戸中学校の2023年度第3回入試の結果は、募集定員20名に対し、出願者644名、受験者190名、合格者は49名。応募倍率は32.2倍、実質倍率は3.9倍だった。

 入試制度など詳細は同校Webサイトで確認できる。

リセマム

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