救世主再臨の前触れ“ヤコブの星”が出現か!?

2024年10月14日(月)11時30分 tocana


 救世主イエス・キリスト再臨の前触れとなる“ヤコブの星”が出現した——。キリストはもうすぐ我々の前に姿をあらわすのだろうか。


■小惑星「2024 PT5」は“ヤコブの星”なのか?


 旧約聖書の「民数記」24章17節に“ヤコブの星”についての記述がある。


「ヤコブから一つの星が出て、イスラエルから一本のつえが伸び、モアブのこめかみと、セツのすべての子らの脳天を撃つであろう」


 この一節は長きにわたってさまざまな解釈が行われており、“ヤコブの星”は救世主が地球に戻ってくる前兆であると信じる人々もいるという。


 そしてこの“ヤコブの星”は今年8月7日にアメリカの研究チームによって発見された小惑星「2024 PT5」であるという声が「TikTok」を中心にSNSで湧き起っているようだ。


 10代のTikToker、ヤコブ・ルトコウスキーは動画で「ヤコブの星」の予言が実現しつつあると主張し「この星は普通の星ではない。この星は、私たちの王がもうすぐ来ることを示している」と述べている。


「何百年も先のことを言っているのではなく、もうすぐのことを言っているのです。とても近いうちにです」(ルトコウスキー)


 直径約10メートルと推定される小惑星「2024 PT5」が9月29に地球の衛星軌道に入り、現在は“第2の月”となっている。この小惑星は“ヤコブの星”なのだろうか。そしてキリストの再臨は近いのか。


 キリストの再臨は近いのだという書き込みやコメントでTikTokの一部で沸き立っている。


「彼が来る! 私たちの王が来る!」(@carriherl3)


「そうです、彼は来ます…。主よ、私たちを全世界に降りかかる裁きから逃れるにふさわしい者とみなしてください。アーメン」(@Ranchboy7)


「彼は来ると信じていますが、誰もその時や日を知らないので、人々が考えるほど早くは来ません」と、再臨はまだ先のことであるとする声もあるようだ。


 TikTokユーザーのジュリアン・ジェームズは投稿した動画で次のように説明している。


「まだ聞いていないのなら、“ヤコブの星”が空に再び現れた。この星はイエスが生まれてから2000年以上も見られなかった。神はイエスがもうすぐ戻ってくるという兆しを私たちに与えているのだろうか?」


 あるユーザーはジュリアンの動画に反応し、「娘はイエスがもうすぐ来ると言い続けています」とコメントした。


 別のユーザーは「ええ、個人的にはイエスがもうすぐ来ると信じています。イエスの声が『目を覚ませ、もうすぐ来る』と私に言うのを聞いたんです。2回も聞いたんです」とコメントしている。


“ヤコブの星”と目されている「2024 PT5」は11月25日まで地球の衛星軌道を回り、その後に離脱することが見込まれている。とすれば小惑星離脱後の年末は、聖書的にもなかなか予断を許さないクリスマスシーズンになるのかもしれない。



参考:「Express」ほか

tocana

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