『余命10年』今夜放送 小松菜奈&坂口健太郎からコメント到着「1人でも多くの方々に」

2023年10月20日(金)6時0分 シネマカフェ

『余命10年』 ©2022映画「余命10年」製作委員会

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10月20日(金)今夜、「金曜ロードショー」にて放送される映画『余命10年』より、主演を務めた小松菜奈坂口健太郎、そして監督の藤井道人からコメントが到着した。

「私の中でずっと色褪せずに人生と共に残っていく大切な作品」と本作について語った小松さんは、今回の放送を喜び、「一年という時間をかけて沢山の思いを抱きながら向き合い続けた時間。作られた世界かもしれないけど、私達は確かにそこに存在し生きていました。私は茉莉を通して色んな事を教えて貰い、自分の人生をどう生きたいか見つめ直す事ができました。そして、残された者の気持ちに丁寧に優しく寄り添い、美しき四季と共鳴し合ってる世界観も楽しんでいただきたいです。時間は無限ではない、あなたにとっての『幸せ』とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います」とコメント。

坂口さんは、「和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた一年でした。1人でも多くの方々に彼女の生き様を見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです」とメッセージを寄せる。

藤井監督も「仲間たちとコロナ禍で四季を追い続けた、とても思い出深い映画です。小松さん、坂口くんはじめ、原作の小坂流加さんのご家族の皆さま、最高のキャスト、スタッフで丁寧に作り上げた作品です。皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています」と語っている。

興行収入30億円を超える大ヒットとなった本作は、切なすぎる小説としてSNSなどで反響を呼び、ベストセラーを記録している小説の映画化。

二十歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉役で小松さん。彼女と恋に落ち、その運命を大きく変える和人役で坂口さんが出演。小説の文庫化・映像化を待たずして亡くなった著者の思いを引き継ぎ、2人の10年の物語を全身全霊で演じた。

金曜ロードショー『余命10年』は10月20日(金)21時〜日本テレビ系にて放送。

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