カラアゲニストが揚げる絶品からあげ! 『鳥造 行徳店』で絶品「塩ざんぎ」を食べてきた

2019年11月26日(火)12時0分 食楽web


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 筆者も取得している日本唐揚協会認定カラアゲニストは2019年10月に、14万人を突破しました。その中にはプロの料理人もたくさんおり、“カラアゲニストが作るからあげ”を食べることができるお店も増えています。東京メトロ東西線・行徳駅から徒歩2分ほどにある『鳥造 行徳店』もそのひとつ。


東西線・行徳駅から徒歩2分ほど。店主がカラアゲニストのお店

 こちらは鶏料理専門のお店で、からあげも絶品。店主の田中寛也さんは認定カラアゲニストです。こちらで田中さんの作った「チキン南蛮フライ・自家製タルタル掛け」と「塩ざんぎ」、そして「ぼんじりの唐揚げおろしポン酢」を「自家製はちみつレモンハイボール」とともに味わってきました。

カラアゲニストが揚げる絶品からあげに悶絶!


チキン南蛮フライ(880円・ハーフは530円)。パン粉で衣を作った、ちょっと新鮮な味わい。写真はハーフサイズ

 まずはチキン南蛮フライ。こちらの三大名物のひとつです。一般的なチキン南蛮とはちょっと違い、衣はパン粉。なるほど、だから名前に“フライ”と付くんですね。これは珍しい。たっぷりかかったタルタルソースは甘さと酸味がほどよく、卵の味が濃厚な自家製のもの。衣にしっかりからみますが、パン粉らしいサックリした食感は健在です。


塩ざんぎ(580円)は衣の厚みが絶妙です

 そして「塩ざんぎ」は塩加減が絶妙で、ちょっとスパイシーな味わいです。「衣は少な過ぎず多過ぎずを心がけて、適度な量にしてあります」と店主の田中さん。片栗粉のみの衣はこれまた絶妙な厚みでカリッと軽やかな歯ざわりに仕上がっています。プリプリとした弾力ある肉とのバランスもいい。この塩ざんぎ、子どもにも人気なんだそうです。

コリフワ食感のぼんじりのからあげは中毒になりそう!


ぼんじりの唐揚げおろしポン酢(530円)。一度食べ始めたら止まらなくまります!

 そして「ぼんじりの唐揚げおろしポン酢」。実はこれ、筆者の一番のお気に入り。スタッフさんにすすめられて食べてみたのですが、一度食べたら“中毒”になりそうな味なのです。ぼんじりとは鶏の尾骨の周囲についた肉で希少部位のひとつ。脂肪分が多い一方でよく動く部位でもあり、身のしまりがよいのが特徴。

 衣を付けない素揚げで、塩のみで味付けしてありますが、これば激ウマ! もう食べ始めたら止まらないパターン。表面はコリッ、中はフワッとした食感です。これまた塩加減が実にいい! おろしポン酢をつけてさっぱりとした味で食べても美味しいです。女性のお客さんに人気のようで、おかわりをオーダーする人もいるのだとか。これはもうこちらの名物に加えてもいいような逸品です。


自家製はちみつレモンハイボール(450円)。甘さと酸味で揚げ物ともよく合います

 店主の田中さんは認定カラアゲニストのほか、焼酎アドバイザーやジュニア野菜ソムリエの認定も受けている、まさに食のプロフェッショナル。焼酎や日本酒の品ぞろえも豊富なので、美味しい鶏料理とともにお酒を楽しみたい人にはおすすめのお店です。

●SHOP INFO

店名:鳥造 行徳店

住:千葉県市川市行徳駅前2-18-3
TEL:047-306-7900
営:17:00〜翌1:00
  日・祝17:00〜23:30
休:不定休

●著者プロフィール

松本壮平

ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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