石川県には「○○台」という地名が36か所も! そのワケを調査してみた

2017年12月4日(月)7時4分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2017年11月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県には「○○台」という地名が多いということについて調べていました。


本当に多いのか、そしてその理由について説明していました。


内灘町は「台」の宝庫


タウンページで調べてみると、石川県には「○○台」という地名が36か所あり、富山県の22か所、福井県の2か所に比べると多いという結果となりました。


金沢市には、8か所あり、いずれも山沿いにありました。やはり、高いところにあるから......と思ったら、白山市の山島台などは平地でした。


金沢星稜大学の本康教授の話では、一般的に「○○台」という地名は、古くからある地名と、新興住宅地につけられることが多い地名と二通りがあるそうです。


新興住宅地の典型的な例が内灘町です。内灘町は、小さい町に○○台とつく地名が6か所もあります。もともと内灘町は、鳥取砂丘に次ぐ砂丘地帯、高台の地形になっています。


その地名には、ふるさとの思いが詰まっているものばかりで、「緑台」は、分譲される前は松林だったことから松林+高台=緑台、「向陽台」は、向粟崎という近所の地名+日当たり良好+高台=向陽台。


「大清台」も河北潟の異名「大清湖」に由来しています。どれも素敵な名前ばかりです。そもそも、○○台は、もともとは東京や大阪から始まった地名。おしゃれで明るい雰囲気もあり、流行したものが石川県にも波及したものだと言われています。


都会へのあこがれとふるさとへの愛着が素敵な地名を作り上げたのですね。(ライター:りえ160)

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