吉岡里帆“廻”と永山瑛太“翔”による怒涛の伏線回収に「1話から見返したくなる」の声上がる…「時をかけるな、恋人たち」10話

2023年12月13日(水)12時30分 シネマカフェ

「時をかけるな、恋人たち」第10話(C)カンテレ

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永山瑛太と吉岡里帆が主演を務める「時をかけるな、恋人たち」の10話が12月12日に放送。廻と翔によるこれまでの小さな違和感をスッキリさせる怒涛の伏線回収に「1話から見返したくなる」や「唸ってしまう」などの声が上がっている。

永山瑛太と吉岡里帆が時空を超えた恋の逃避行を繰り広げる本作は、現代人と未来人の恋模様を描いた物語。時空を駆け巡り辻褄合わせをしていく現代人の廻を吉岡里帆、未来人でタイムパトロール隊員の翔を永山瑛太、廻の後輩・広瀬を西垣匠、パトロール隊員でオペレーターの天野りおんを伊藤万理華、隊長の和井内秀峰を石田剛太、メカニックとして働きながら過去人に未来の情報を売り渡していた八丁堀をシソンヌじろう、未来からやってきた監査員を津田寛治、廻の会社で受付として働く受付の梓を田中真琴が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

未来の情報を過去に売っていた犯人が、メカニック担当の八丁堀(シソンヌ・じろう)だと判明。仲間が罪を犯したことにショックを受ける和井内(石田剛太)や天野(伊藤万理華)の前で、八丁堀は自らの罪を23世紀人全体の罪に飛躍させながらも一応詫びる。しかし事態はそれだけにとどまらず、八丁堀が自然食品の密輸をしていた時空犯罪団をほう助していたことも判明。

そのせいで、廻(吉岡里帆)が広告ビジュアルを手掛けていた新商品『ゆずこしょうキャラメル』の柚子の価格が高騰し、かぼすでの代用が決まる。当然、ポスターやPOPの作り直しが必要になるが、廻は以前、かぼすバージョンのデザインが届いたことを思い出し、あれは未来の自分による辻褄合わせだったのだと気づく。そして自らも、ひと月前に行き、『かぼすこしょうキャラメル』のデザインを発注しようとするが、未来から監査員(津田寛治)が来ることもあり、これ以上違法トラベルをするのは良くないと天野に止められる。

過去に行けば、廻と翔(永山瑛太)は間違いなく記憶を消され、今度こそ会うことは許されない。しかし責任者として仕事をまっとうしたい廻は、「私たちだけが幸せになっても、意味ないから」と、翔を残してタイムボードで過去に消えてしまう。過去に戻った廻は、仕事以外にも次々と辻褄合わせをしていき——というのが10話の展開。

過去に戻った廻は、1話で登場したシンガーソングライター・ジュンがCDを出すのをお手伝い。他にも、1周目の自分が辻褄合わせできるよう、ヒントを残していく。翔ももちろん手伝いにやってきて、ふたりは過去のさまざまな場面の辻褄合わせをする。そんなふたりによる怒涛の辻褄合わせにSNSでは「細かい伏線回収が何個もあって面白かった。1話から見返したくなる。よく考えられてるなぁ凄いドラマだ」や「廻自身が辻褄合わせを仕掛けていたとはお見事!この短い時間で各エピソードの(知らぬ間に張られていた)伏線をきっちり回収していく…すごい、唸ってしまう」、「なんで2人を見てる2人がいるの?!って思ってたけどそういう事なのか〜〜〜と腑に落ちる部分とえ?!これも?!それも?!全部廻が辻褄合わせるためにやってたの?!って驚きと」などの声が。

また、廻と翔の記憶が消されてしまう展開に「切なすぎる。怒涛のコメディと少し残る希望に押しやられてたけど、好きな人と過ごした記憶消されるってとてつもなくこわい」や「エンディング、過去を遡ってるのかと思いきやどんどん記憶消されたかのようなぼやけかたしていくのしんどすぎん?」、「翔の記憶が消されていく様子を見る廻、そして廻自身の記憶も消されていくラストは凄く切なかったです」などの声が上がっている。

次回はついに最終回。「次回最終回!終わっちゃうのがさみしいが良い感じにハッピーエンドを信じられる」や「まぁ絶対みんながハッピーな結末にしてくれると期待してます」などの声も上がっており、最終回の展開に期待が集まっている。

【最終話あらすじ】

未来からやってきた監査員(津田寛治)たちに航時法違反の罪を犯したことを非難された翔は、過去人と未来人が一緒に暮らせる可能性を探していたと必死に思いを訴えるが、説得の甲斐なくフォゲッターにかけられてしまう。廻もふたりの大切な思い出を消され、未来へと送還される翔の後ろ姿を見送りながら、胸が押しつぶされる思い。それでも、「会えてよかった。…忘れないから」という翔の言葉を信じ、廻もフォゲッターに身をゆだねる。ところが廻が目を開けると、事態は廻が想像していたものとは違っていた。

ある日突然、23世紀からやってきた未来人に声をかけられ、タイムパトロール隊員として違法なタイムトラベラーを取り締まることになった廻。一方の翔は、記憶を消されたかつての恋人を忘れることができず、10年間、ただひたすら廻だけを想い続けており、再び時を超えて2023年へと向かい——。
「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時〜カンテレ・フジテレビ系にて放送中。

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