リボンが手足に見える...? カーネルおじさんの「呪い」が拡散、KFC広報に見解を聞いた

2019年12月16日(月)20時0分 Jタウンネット

ケンタッキーといえば、白髪で白ひげ、白いスーツが特徴のカーネルおじさんを思い浮かべるだろう。黒ぶち眼鏡に、首元の黒いリボンのロゴでもお馴染みだ。可愛らしいロゴはケンタッキーの象徴だ。


しかし友人の一言によって、首元のリボンが手足にしか見えなくなる「呪い」にかかってしまったという投稿が、ツイッターで話題を呼んでいる。


こちらをご覧いただきたい。


高校のころ、友人の『カーネルおじさんのリボンが手足にしか見えない』という一言から、それにしか見えなくなった呪いにかかってしまったので、これを見た全員かかってしまえばいい。 pic.twitter.com/BFbi19DEDK
- せれろんやまだ (@Celeron_ymd) December 15, 2019

こちらは、ツイッターユーザーのせれろんやまだ(@Celeron_ymd)さんの投稿だ。


ケンタッキーフライドチキンの箱にあしらわれたカーネルおじさんのロゴ。漢字の「大」のような部分が「手足にしか見えない」と高校時代に友人から一言。そういわれると、そうにしか見えなくなってしまう...。


この投稿は反響が大きく、リツイートは2万を超えている(2019年12月16日15時時点)。リプライ(返信)欄には、


「呪いにかかって笑いが止まらない!」

「手足にしか、見えなくなってる!」



といった反応が寄せられている。この見方は、過去にもさまざまな漫画で紹介されていたそうで...。


ところで、本当にこれはリボンでいいのだろうか。


実は話題になった投稿が正しく、あえて胴体だけ棒人間のようにしている可能性も——決して0%とは言い切れないだろう。公式見解はどちらなのか、Jタウンネットは日本KFCホールディングスを取材した。


リボンには正式名称があった


カーネルおじさんのリボンが手足に見えてしまう「呪い」にかかってしまった人は、決して投稿者だけではないようだ。


慣用表現"Can't be unseen"は「一回そう見えちゃうともう戻れない」という意味。例えば彗星の「澄む闇 点滅する赤いlight」を聴いた後だと、東京の夜景はビルの上の赤い点滅ライトばかりに見えると思う。あるいはケンタッキーのロゴ。「頭でけぇー体ちっちぇー」と見えてしまうと、もう戻れない。 pic.twitter.com/JEMMCjsg5z
- Ozawa Kenji 小沢健二 (@iamOzawaKenji) December 5, 2019

シンガーソングライターの小沢健二さんも、5日に「頭でけぇー体ちっちぇー」とつぶやいている。


もしや本当に...。ここはケンタッキー側に話を聞いてみるしかない。こういった声が挙がっていることは、認識しているのだろうか。


「一体いつからなのか、正確な日時はわかりかねますが、そういった話がSNS上で挙がっていたことは認識しております。



私事ですが、『カーネル・サンダース』とブラウザ上で検索したところ、『手と足に見えてしかたない』といったご意見があったことを知りました。この程度の認識ですが...」



と16日、Jタウンネットの取材に、真正面から答えてくれたのは日本KFCホールディングスの広報担当者だ。


さて確認だが、首元にあるのはリボンで間違いないのだろうか。


「『ストリングタイ』が正式な呼び名です。リボンの部分(蝶ネクタイのような部分)は、人と人が手をつないだ状態、つまり、ギュッと手を取り合うという『絆』を表現しています。下にピョロっと出ているタイの部分は、『people』(人)とKFCブランドとして大事にしていることの象徴のようなものです」



実際にカーネル・サンダース氏も着用していたネクタイをモチーフにしているそうだ。なんともバカバカしい質問かと思ったが、聞いてみた結果、正体が判明する形となった...!


みなさんの「呪い」が解けますように。

Jタウンネット

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