農水省「食べる分だけ切り分けて」 キャベツにまつわる情報に「確かに苦味が」

2024年12月16日(月)12時30分 grape

※写真はイメージ

サラダや炒め物、スープなどさまざまなレシピで楽しめる『キャベツ』。調理したキャベツを食べた時、苦味や独特なニオイを感じたことはありませんか。

「腐っているのかも」「食べるのをやめて捨てようか…」と悩む人もいるかもしれません。

キャベツの苦味やニオイについて、『農林水産省』の公式サイトから回答します。

キャベツの苦味やニオイの原因は

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キャベツを食べた時に感じる苦味やニオイについて、農林水産省では以下のように詳しく回答しています。

キャベツには、イソチオシアネートやポリフェノールなどの物質が含まれています。

キャベツを切ることで、物質が酸素に反応して苦味を感じることがあります。

また、保管中に物質が分解することで、異臭を発生することもあります。

農林水産省 ーより引用

キャベツに苦味を感じても、特に問題なく食べてもよいそうです。

空気が触れる断面が多いほど、キャベツは苦味を感じやすくなります。

カットしたキャベツを長時間置いておくことで苦味が増すこともあるため、『調理の時に食べる分だけ切り分ける』のがおすすめです。

どうしても苦味が気になる場合は、水にさらしてから調理すると緩和されます。

ただし、長い時間水にさらし過ぎると栄養素も流れ出てしまうため、早めに食べ切りましょう。

また、キャベツに含まれるポリフェノールは、空気に触れて酸化することで断面が黒くなることがあります。

ポリフェノールは身体によい成分のため食べても問題はありませんが、気になる場合は切り落として使ってください。

キャベツの苦味や変色を防ぐ使い方

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丸ごとのキャベツは切り分けるのではなく、葉っぱを外側からはいで食べるほうが、苦味を抑えられます。

キャベツを切り分けた場合は、断面が乾燥しないようにラップをするなどし、なるべく空気に触れないようにして保管してください。

傷んだキャベツは、酸っぱいニオイがします。変色した上に酸っぱいニオイがしていた場合は、食べないほうがよいでしょう。

キャベツの苦味や独特なニオイは、成分によるもの。食べても問題ないですが、なるべく新鮮なうちにおいしく食べ切ってくださいね。


[文・構成/grape編集部]

出典 農林水産省

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