コンセントを開けると…壁の中は「こびとの秘密基地」 生活感あふれる精巧なジオラマに反響
2019年12月20日(金)13時7分 BIGLOBEニュース編集部
「僕の部屋には小さな友達が住んでいる」——まるで壁の中に小人の秘密基地があるように感じさせる精巧なジオラマがTwitterに投稿され、反響を呼んでいる。
「こびとの秘密基地」は、これまでにも「こびとの旅館」などで話題になったジオラマアニメーター・Mozuさんの作品。外見はごく普通の部屋の壁だが、実はコンセントが秘密基地への入り口になっている。基地の中は、冷蔵庫や電子レンジ、パソコンが載った机、物が詰まったスチールラックなどがぎっしり。無造作に置かれたリモコンやノート、引き出しからはみ出たケーブルからは生活感があふれ、小人が存分に趣味を満喫できる空間となっている。また、電源が入ったパソコンやテレビの画面、WiFiルーターの点滅もミニチュア作品とは思えないほどリアルに再現。壁の中には、小人がいない隙に覗いているような光景が広がっている。
制作したMozuさんによると、「こびとの秘密基地」は「小さかったら、壁の中に秘密基地作るな〜」という発想で生まれた作品。コンセントは本物だが、それ以外は壁も含めて全て手作りで、制作には約4ヶ月かかったという。また、前作「こびとの旅館」で登場したお土産袋が、秘密基地の床にあり、「実はこれ、同じこびとさん達を追っているシリーズなんです!」ということも今回の作品で明かされた。
小人の存在を感じさせるほど精巧なジオラマにTwitterでは驚きや称賛の声が殺到。「アリエッテイがいそう」「完全に生活してる感がたまらない」「ファンタジーどころか凄く現代風w」「普通に、ココに住みたい(笑)小人になって、ひっそりと」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。
なお、Mozuさん初の個展「Mozuアートワーク-ちいさなひみつのせかい-」は、2020年7月15日から8月13日まで東京・西武渋谷店モヴィーダ館のエンターテイメントスペース「スペースJ」で開催。個展ではこれまでの作品を直接見ることができる。
コンセントを開けるとそこには…!?
— Mozu (@rokubunnnoichi) 2019年12月18日
僕の部屋には小さな友達が住んでいる。
こびとシリーズ第3弾。
「こびとの秘密基地」
全て手作りのミニチュア作品です。
制作期間は約4ヶ月。
メイキングはコメント欄へ続きます?!↓ pic.twitter.com/C44tmHnmxr
小人シリーズ第2弾。
— Mozu (@rokubunnnoichi) 2018年9月20日
『小人の階段』
実はこの作品、中に入れます。
今作を作った理由の1つは、この映像を撮りたかったからでもあるんです。#mozu_worldpic.twitter.com/XYhMlzFHOY
こびとシリーズ第2弾、「こびとの旅館」
— Mozu (@rokubunnnoichi) 2019年8月13日
旅館にある、あの「謎空間」を作ってみました!
この空間が好きなのは、僕だけではないはず…! pic.twitter.com/q1YLoqQToz
初の個展「Mozuアートワーク-ちいさなひみつのせかい-」開催決定!
— Mozu (@rokubunnnoichi) 2019年12月20日
2020年7月15日?8月13日
渋谷モヴィーダ館7階
展覧会公式サイトhttps://t.co/L0mljep3d4
昔の作品から最新作「こびとの秘密基地」まで、展示可能な作品を全て展示します!
「こびとシリーズ」の次回作もお楽しみに?! pic.twitter.com/pZ1qI97U8p