【インフルエンザ19-20】年末年始は注意が必要、十分な感染対策を
2019年12月25日(水)15時45分 リセマム
Yahoo! JAPANビッグデータレポートは毎年、ヤフー検索のデータから分析したインフルエンザ感染状況を公表している。
厚生労働省は、インフルエンザの「定点あたりの患者報告数」を毎週発表している。この「定点あたりの患者報告数」が1を上回ると、「インフルエンザ流行入り宣言」が発表される。例年12月ごろに発表されることが多い「インフルエンザ流行入り宣言」だが、今シーズンはすでに2019年11月15日に発表されている。また、9月にも「定点あたりの患者報告数」が1を超えた週があり、季節外れのインフルエンザ流行としてニュースにも取りあげられた。
例年よりもインフルエンザの流行が早めに推移している今シーズンだが、その後の拡大も例年よりも早めに推移している。「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」チームによると、第51週(12月16日〜22日)の予測値は18.34。これは2010年以降の第51週でもっとも高い値だという。
今シーズンのインフルエンザは明らかに例年よりも速く流行拡大がみられるため、年末年始に人の集まる駅や建物、初詣などに行く場合は十分な感染対策をしてから出かけるよう注意を呼びかけている。