令和6年能登半島地震 震度3以上は200回超 発生頻度低下も引き続き注意

2024年1月12日(金)16時30分 ウェザーニュース

2024/01/12 16:34 ウェザーニュース

能登半島周辺で発生した震度3以上の地震は200回を超えました。ここ数日は発生頻度が低下しているものの、引き続き最大震度5弱〜5強程度の地震が起きやすい状況が続いているため注意が必要です。

震度4以上の地震は3日近く発生なし

令和6年能登半島地震による活動は発生から10日あまり経過した今も続き、1日(月)〜11日(木)までに観測した震度1以上の有感地震は1331回に達しています。そのうち、震度3以上は202回と200回を超え、震度5弱以降は16回を数えています。
その一方で有感地震の回数自体は着実に減少していて、昨日11日(木)は19回に留まりました。震度4以上の地震は10日(水)から発生がなく、今日12日(金)は16時30分の時点で震度3の地震は1回のみです。
地震の発生頻度は低下しているものの、活動自体は継続中です。今回の地震と同じように余震活動が活発だった1993年の北海道南西沖地震では、M7.8の本震から1ヶ月近く後にM6.3の大きな余震がありました。
陸域で余震が発生した場合は、M5クラスでも震度5弱から5強の揺れを伴う可能性がありますので、引き続き強い揺れへの注意が必要です。

ウェザーニュース

「地震」をもっと詳しく

「地震」のニュース

「地震」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ