大雪・吹雪の中心は北陸〜北日本に 降雪は多い所で1m前後に
2024年1月25日（木）16時0分 ウェザーニュース
2024/01/25 15:49 ウェザーニュース
今日25日(木)の午後も日本海側の広い範囲で雪が降り続いていて、山沿いを中心に積雪が増加しています。一連の大雪で多い所では1m前後の降雪となりました。
雪の勢いはなかなか衰えず
寒波のピークを過ぎた後も、日本海側には断続的に雪雲が流れ込んでいます。山陰から北海道にかけての日本海側で雪が続いていて、北海道はオホーツク海側を中心に猛吹雪です。
続く大雪で福島県檜枝岐村・桧枝岐では15時までの48時間の降雪量が112cm、岐阜県白川村では97cm、鳥取県大山町では89cmと山沿いの多い所では1m前後に達しました。短期間で積雪が急増しているので、山間部では雪崩の発生に警戒をしてください。
山沿いでは依然として1時間に5cm前後の強い雪の降っている所があり、今後はさらに積雪が増加するとみられます。
明日も北陸や北日本で雪が続く
明日26日(金)になると山陰や近畿北部の雪はようやく収まるとみられます。一方で、北陸から北日本の日本海側は雪雲が次々に流れ込んで、山沿いを中心に雪の強まる所がある予想です。
札幌市など石狩平野には日本海から活発な雪雲の帯が伸びて、積雪が急増する可能性があります。
これから明日の夜にかけて山沿いの多い所で30cm以上、北海道の日本海側やオホーツク海側は平野部でも20cm前後、新たな雪が積もる見込みです。引き続き路面状況の悪化や、屋根からの落雪などのおそれがあるため、除雪作業を行う場合は周囲の状況に十分注意をしてください。
北日本は風の強い状況が続くため、特に北海道のオホーツク海側は吹雪への警戒も必要です。
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