10日も関東~九州は花粉が大量飛散 スギに交じってヒノキも 万全な対策を

2025年3月10日(月)8時23分 tenki.jp

今日10日も関東や九州などでは「極めて多い」花粉が飛ぶ予想。大量のスギ花粉に加えて、ヒノキの花粉もわずかに飛び始めている所もあり、症状の出る方は注意が必要です。

10日も関東や九州などは「極めて多い」レベル ヒノキも交じり始め

今日10日も西〜東日本は花粉が「非常い多い」飛散となる所が多く、関東や九州などでは1㎠あたりで100個以上の花粉が観測される「極めて多い」レベルです。各地で晴れて、空気が乾き、気温も上がるため、花粉がたくさん飛ぶ条件が揃いそうです。
3月に入ってスギ花粉がピークとなっており、東京都アレルギー情報navi.のデータによると、先週は都内で1㎠あたり1000個を超えるような所があった日も。さらに都内では大量のスギ花粉に加えて、わずかながらにヒノキの花粉も観測され始めています。ヒノキの花粉はこれからピークを迎えるため、症状の出る方は引き続き対策が欠かせません。

スギ花粉、ヒノキ花粉のピークはいつまで?

各地の花粉のピークの予測を見ると、スギ花粉は九州〜東北にかけて既にピークに入っているとみられます。九州〜東海は3月中旬に入ると次第に飛ぶ量が減る見込みですが、関東や東北は今月いっぱい大量に飛ぶ予想です。
一方、ヒノキ花粉は3月下旬になってから九州〜関東でピークを迎えそうです。北陸も4月に入るとヒノキ花粉が全盛期となるでしょう。各地とも4月の上旬までは本格的な花粉シーズンが続き、ヒノキ花粉が減ってくるのは4月の中旬以降となりそうです。

花粉が多く飛ぶ条件 今日10日は晴天、乾燥、高温

花粉が飛びやすい条件には、以下のようなものがあります。
①「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
②「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③「雨の翌日以降や気温の高い日が2〜3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2〜3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
特に今日10日は晴れて、空気が乾き、暖かくなる所が多いため、花粉が飛ぶ条件が揃っています。外出の際はマスクやメガネなどを装着して、帰宅の際は衣類に付着した花粉を払い落とすなど対策を万全にしてください。

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