関東で局地的に土砂降りの雨 地震の影響残る東北も大雨に警戒

2021年3月13日(土)10時15分 ウェザーニュース

2021/03/13 10:14 ウェザーニュース

今日13日(土)は前線を伴った低気圧が本州の太平洋沿岸を進んでいます。南からは暖かく湿った空気が流れ込んで雨雲が発達し、局地的に激しい雨を降らせています。

千葉・房総半島は1時間50mm前後の雨のおそれ

三重県尾鷲市では2時46分までの1時間に81.0mmを雨を観測し、同地点の3月として統計開始以来1位の記録を更新しました。東海地方の雨はすでにピークを過ぎ、雨の中心は関東に移っています。10時までの1時間の雨量は、千葉県横芝光町で13.0mm、茨城県稲敷市・江戸崎で12.5mmを観測しました。
昼頃にかけては房総半島の南部〜外房で1時間に50mm前後の非常に激しい雨が降り、道路冠水や中小河川の増水、土砂災害などのおそれがありますので警戒が必要です。活発な雨雲の一部は東京都心など東京湾周辺まで広がる可能性があります。
午後になると雨のピークを過ぎるものの、低気圧が抜ける夕方までは大気の不安定な状態が続きますので、油断ができません。

地震の影響残る東北は土砂災害に警戒

13日(土)夜の雨・雪の予想

午後になると雨の中心は東北地方に移ります。東よりの風が吹き付ける福島県から宮城県にかけての太平洋側で特に雨雲が発達しやすく、今夜にかけて1時間に30mm前後の激しい雨となる所がある見込みです。
福島県、宮城県の各地では2月13日に発生した強い地震によって地盤の緩んでいる可能性があるとして、気象庁は大雨警報、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げています。普段よりも少ない雨で土砂災害の発生するおそれがありますので、急な斜面には近づかないようにしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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