北日本は暴風に警戒 吹雪で視界悪化も 大雪にも注意

2024年3月18日(月)7時40分 ウェザーニュース

2024/03/18 07:40 ウェザーニュース

今日18日(月)は一時的に冬型の気圧配置になり、日本海側は雪が降りやすくなります。
北海道の東で低気圧が発達して、北日本や東日本を中心に風が強まり、北海道や東北などでは暴風が吹き荒れます。吹雪による視界不良に警戒が必要です。

北日本は広範囲で吹雪 沿岸部は暴風雪

今日は低気圧が北海道の東に進んで発達し、一時的に冬型の気圧配置が強まります。北日本を中心に等圧線の間隔が非常に狭く、風が強まる見込みです。
未明には、北海道奥尻町で28.9m/sの最大瞬間風速を観測しているほか、岩手県宮古市の川井で27.4m/s、宮城県仙台市でも23.8m/sの風が吹きました。
夕方にかけて北日本では沿岸部を中心に瞬間的には30m/s前後の暴風が吹き荒れるおそれがあります。北海道の道東などでは強い雪もあいまって、吹雪で視界もかなり悪くなる見通しです。
停電や倒木などに注意が必要で、交通機関に影響が出るなど移動が困難になることが想定されます。荒天の間はできるだけ外出は避けるようにしてください。

吹き溜まりや積雪急増に注意

また、上空には寒気が流れ込んでいるため、北日本の日本海側や北海道のオホーツク海側は局地的に活発な雪雲がかかって強い雪となります。道北や道東の内陸では、昨夜からの12時間で20cm以上も積雪が増えたところがあります。
このあとも日本海側やオホーツク海側では断続的に雪が降り、一時的に降り方が強まる見込みです。強い風によって吹き溜まりがつくられ、一気に積雪が増えることも想定されます。路面状況の急激な悪化に注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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