桜満開はいつ? 日本気象協会発表

2018年3月20日(火)15時21分 tenki.jp

今週末は桜の開花・満開ラッシュに。大阪は開花秒読み。都心は24日に満開となり、早くも今週末からお花見を楽しめそうです。日本気象協会発表の第5回桜開花予想です。

すでに開花したところは

桜前線は3月15日に高知からスタートし、翌日16日に宮崎や愛媛県宇和島、高知県宿毛で開花した後、17日には長崎、熊本、鹿児島、東京で開花しました。19日までに九州から関東にかけて続々と開花のたよりが届いています。九州から関東では、平年に比べ4日から1週間ほど早く開花したところが多く、特に東京と鹿児島では平年より9日も早く開花しました。

これから開花するところは

これから開花するところでも、予想開花日は平年に比べ3日から1週間ほど早いところが多いでしょう。九州から関東でまだ咲いていないところも今週末までには開花し、4月上旬には北陸や長野県、東北南部で開花するでしょう。4月中旬以降は東北北部で開花し、4月末には桜前線が津軽海峡を越え、大型連休前半に函館で開花する見込みです。

これまでの天候、これからの天候は

この冬(12月〜2月)は全国的に厳しい寒さとなり、休眠打破(※)が順調に進みました。さらに、3月に入ってから気温が平年を上回る日が多かったため、つぼみの生長が早まり、九州から関東では昨年より1週間から2週間以上も早く開花したところが多くなっています。特に鹿児島では昨年より19日早く開花しました。今週木曜日(22日)ごろまでは全国的に天気がぐずつき、暖かさはひと休みしますが、週末から天気が回復し、暖かさが戻るでしょう。その後も4月半ばにかけて西・東日本では気温が平年より高いと予想され、桜前線は順調に北上する見込みです。
※休眠打破:前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること

満開はいつ?

満開日は、開花からおよそ1週間後となるところが多いのですが、今年の高知では開花から4日後の3月19日に満開となりました。これは、1953年の統計開始以来、全国でも最も早い記録となりました。九州から関東では、今週末から3月最終週には満開となるところが多く、平年より3日から1週間ほど早い見込みです。北陸、長野、東北南部は4月上旬、東北北部では4月下旬、北海道でも5月中旬までに満開になるところが多いでしょう。

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