辛坊治郎氏、大阪・関西万博訪れ「意図的なネガティブ報道」批判 「こりゃ、この国は滅びるわ」

2025年4月16日(水)12時50分 J-CASTニュース

元読売テレビのアナウンサーでキャスターの辛坊治郎さんが2025年4月15日、Xで大阪・関西万博を訪れての所感をつづった。

「報道をそのまま受け取って拡散するバカネット民やアホ芸能人」

辛坊さんは「万博への熱い思いを持ち、1970年に行われた『大阪万博』の熱狂も知る辛坊治郎が、2025年に開催される『大阪・関西万博』について徹底解説!」とのコンセプトのラジオ番組「辛坊治郎の万博ラジオ」(ニッポン放送)のメインパーソナリティをつとめている。

自身のYouTubeチャンネルでは、「開幕初日と2日目」に現地を訪れていたことを明かし、「メディアが伝えない大阪・関西万博の真実&歩き方」を解説する動画を公開している。

15日のX投稿では、万博会場内のベンチの写真を添え「この写真の日の入場者数は約70,000人、前日は倍の約14万人で大混乱。天候とオペレーション次第で20万人くらいまではなんとかなりそう。でも、空いてそうな時に予約を取るのが最大のコツだ」とコメントした。

続く投稿では、会場のシンボルとなる建築物「大屋根リング」の内部構造の写真を投稿し、万博をめぐるネガティブな反応を厳しく断じた。

「2億円のトイレ、とか 350億円の日除、とか 4000円のえきそば、とか に象徴される意図的なネガティブ報道をそのまま受け取って拡散するバカネット民やアホ芸能人。こりゃ、この国は滅びるわ」

「炎上商法になってきたんか?」

辛坊さんの投稿には、「もう始まってしまったのだから 応援するしかないじゃないですか」「綺麗な純木造ですねー! これを見るだけでも価値あります!!」など、共感の声が寄せられた。

一方で「トイレは普通に問題視されていいと思う」「SNSは事実と感想をそのまま伝えているのにネガティブ報道だって? 言われたくなかったら、もっと品質の良いサービスを提供すれば良いだけ」との声もある。

過激な表現をめぐり、「辛抱さんアンタいつから『バカネット民』とか言えるほど偉そうに言える立場になったんですか?」「なんや? 炎上商法になってきたんか? 昔好きやったのにイメージ変わるなぁ......」などといぶかるリプライもある。

「今回の万博で見るべきは、未来ではない」

16日の投稿では、「今回の万博で見るべきは、未来ではない」とし、輪島塗で作られた地球儀の写真を投稿。万博展示の意義に関する持論を明かした。

「バーチャルで腹は膨れない。人が生きるには、AI等が作る架空の未来でなく、食べ物や住居に象徴されるリアルな物や、人や自然への愛が必要なのだ。バーチャルからリアルへの回帰。今回の万博は、人にとって本当に大切な物は何か、に気づく機会になるだろう」

続く投稿では、ラッパーの呂布カルマさんによる「行ってないし行く気もない奴らの万博の悪口もういいって」「誰が得すんの」との発言を伝えるネットニュースを引用し、「おっしゃる通りではありますが、『得する人』は、確かにいるのです。今起きているのは、政治闘争ですからね」としている。

J-CASTニュース

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