シャープ公式X、コロナ禍の裏話を告白。「お客さんのクレームを一身に浴びたのは、ツイッター係の私」
2025年4月23日(水)12時15分 All About
シャープの公式Xアカウントは4月22日、投稿を更新。2020年3月に生産を開始したマスクの製造チームのドキュメント文を公開しました。(サムネイル画像出典:シャープ公式Xより)
「よくぞ耐え抜かれましたね」
同アカウントは「ちょうど5年前、マスク製造に奮闘したチームのドキュメントを公開します。マスクはいまも作っています」とつづり、公式noteの投稿URLを添付。『あの春から5年間【マスク】を本気で作ったら54個の金メダルをもらった』と題したマスク製造チームの奮闘記となっています。同日の別の投稿では、コロナ禍の裏話も。「文中ではさらっとしか触れられてないけど、マスク製造して販売する時の注文殺到と抽選の混乱を前に、シャープのネットがぜんぶ落ちる中、お客さんのクレームを一身に浴びたのは、ツイッター係の私だからな」と明かしました。そして「あの全国の不安が声として見えるリアリティは、社内のほとんどの人はわからないと思う」と、当時の緊張感を振り返っています。
これらの投稿には「マスクが手に入らない不安を落ち着かせてくださったシャープさんの英断」「あの時、どれだけ助かったことか」「安心安全の国産マスク、大切に使わせて頂きました」「あなたがいたから今もシャープ製のマスクを使い続けています」「マスク辞めないで下さい!」などの声や「矢面にたってくださったの本当に感謝です」「よくぞ耐え抜かれましたね」といった感謝のコメントが殺到しました。
「コロナとマスクの狂奔の日から、ちょうど5年が経ちました」
さらに、同アカウントは「コロナとマスクの狂奔の日から、ちょうど5年が経ちました」とも投稿。こちらにも「皆様の努力の結晶で、一度もコロナになりませんでした」「あの迅速な対応に企業の姿勢を感じました」などの感謝の言葉が数多く寄せられています。同メーカーのマスクは2025年4月現在も発売中です。(文:堀井 ユウ)