週間天気予報　GW初日は関東や北日本で大気の状態が不安定

2025/04/23 15:00 ウェザーニュース

　【 この先のポイント 】
・GW初日は大気の状態が不安定
・28日(月)は低気圧や前線の影響
・平年並みの気温でも熱中症に注意
ゴールデンウィーク初日は北日本や東日本で大気の状態が不安定となる予想です。

GW初日は大気の状態が不安定

週間天気図

25日(金)〜26日(土)にかけて、寒冷渦が北海道付近を通過します。北海道から東北北部を中心に雨の降るところがあり、局地的に強雨や雷雨の可能性があります。
また、東日本も上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、急な雨や雷雨のおそれがあります。
ゴールデンウィーク初日のお出かけの際は、空の変化に注意をしてください。

28日(月)は低気圧や前線の影響

27日(日)は東日本や西日本は日差しが届くものの、28日(月)からは北海道付近や日本の南を東に進む低気圧や前線の影響を受けます。広範囲で雲が多くなり、低気圧や前線の近くでは雨の降るところがある見通しです。低気圧や前線の動向にはまだ不確実性が高いため、最新の情報をこまめにご確認ください。
札幌では間も無く桜が開花しGWには見頃となる予想です。お花見にはあいにくの天気が続く見通しなので、雨具の準備をお願いします。
29日(火)の昭和の日になると、再び東日本や西日本では晴れる見通しです。

平年並みの気温でも熱中症に注意

25日(金)にかけては、広い範囲で気温が平年よりも高く、東日本や西日本では25℃以上の夏日となるところもあります。日差しが届くと日中は汗ばむ陽気となりそうです。
ただ、26日(土)になると上空に寒気が流れ込み、各地で平年並みか、平年よりもやや低くなる予想です。
27日(日)以降、上空の寒気は日本列島から離れていきますが、気温は平年並みのところが多くなります。それでも、日中は25℃前後まで気温が上がり、夏日に達するところもあるため熱中症に注意してください。