「世界で活躍できる子」に共通する決定的な特徴とは?【英語力は関係ナシ】
2025年4月25日(金)12時30分 ダイヤモンドオンライン
「世界で活躍できる子」に共通する決定的な特徴とは?【英語力は関係ナシ】
写真はイメージです Photo:PIXTA
「世界で活躍する人には、共通点がある」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。「こんなにも具体的で内容が詰まっているものは初めて!」「目からウロコ」と子育て世代に話題の書籍『「強み」を生み出す育て方』の中から、25年間の塾経営でたどり着いた【「世界で活躍できる子」の特徴】をお届けする。
必要なのは、物おじしない「演出力」
「好奇心旺盛で社交的!」こんな子どもはパフォーマー気質かもしれません。今回はパフォーマー気質の子どもと相性が良い職業についてお話をしましょう。
パフォーマー気質の子どもは「行動力」と「演出力」があります。行動力はあらゆる職業に必要ですが、特に強く求められるのが、営業職、商社マン、接客業、コンサルティング業、客室乗務員(CA)など人と関わる機会が多い職業です。
また、カメラマン、報道記者、新聞記者、スポーツライター、ジャーナリスト、編集者などフットワークの軽さが要求される職業にも向いています。
行動力と言語運用能力をフルに活かして、政治家、弁護士、起業などの道を目指す選択肢もあります。
さらに、持ち前の「行動力」で日本を飛び出し、世界へ活躍の場を広げられる可能性も高いです。
パフォーマー気質の子どもには、たとえ言語力(英語力)が弱くても、短期間で海外の環境に適応し、現地の人たちと友だちになれてしまう、不思議な魅力があるのです。
私は長らくアメリカで学習塾を経営しており経験としてわかりますが、アメリカの学校に最もスムーズに適応できる子は「パフォーマー気質」です。
パフォーマー気質の人は物おじしませんから、英語の発音が少し悪くても、文法が間違っていても、積極的に英語で自分を表現することができます。この「演出力」で信頼できる仲間もすぐに作ることができますから、海外で活躍できる可能性も高いのです。
パフォーマー気質の子どもの「良い特性」を子ども時代に大きく伸ばしてあげると、将来、世界で大活躍できるたくましい人材に成長していきます。
「わが子の気質を詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。
「天才気質」「研究者気質」「商人気質」「パフォーマー気質」「共感者気質」のうち、わが子のタイプはどれなのか…?カンタンな診断でスッキリ判明します!
さらに、5タイプ別に、【学力の伸ばし方】【学校・習い事の選び方】まで徹底解説!気質×才能の25タイプ別診断で「わが子にピッタリの習い事」がカンタンにわかります!
ピッタリの習い事は子どもの強みを育てる最高のチャンス!『「強み」を生み出す育て方』(船津徹/ダイヤモンド社)より
子育て成功のカギは「強み育て」にある
『「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)
子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?
たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。
つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのですが、習い事は強みを育てる最高のチャンスになります!だから習い事選びは「子育て成功」に直結するのです。