「世界ペンギンの日」よちよち歩く姿に「かわいい」の声…鹿児島市の動物公園
2025年4月27日(日)9時30分 読売新聞
集まった人たちの前を歩くフンボルトペンギン
鹿児島市の平川動物公園で26日、「世界ペンギンの日」(4月25日)に合わせ、飼育されているフンボルトペンギンの生態などを紹介するイベントが行われた。
同園は17羽のフンボルトペンギンを飼育しており、26日は飼育員が、餌の魚を頭からのみ込むことなど生態や特徴を紹介。その後、観客らの前に雄のフンボルトペンギン2羽が登場し、よちよちと歩く姿に集まった家族連れら約30人が見入っていた。
家族で訪れた熊本県合志市立小2年の女児(8)は「近くで見るととてもかわいかった」と笑顔だった。
同園によると、ペンギンの日は、南極大陸の米国基地で毎年この時期にアデリーペンギンが姿を見せたことが由来とされる。ペンギンの保護や環境問題について関心を高めるため、世界各地でイベントが行われているという。