ロシアが北方領土周辺「無害通航権」停止を延長…昨年は副首相らが択捉島訪問

2025年5月1日(木)11時34分 読売新聞

根室半島(左下)上空からのぞむ北方領土(読売機から)

 ロシアが、4月16日から北方領土と千島列島の周辺海域で取っている外国公船などの「無害通航権」の停止措置について、5月17日午前0時まで延長すると各国に通知したことがわかった。当初は1日午前0時までとしていた。

 国連海洋法条約は、沿岸国の安全を脅かさない限り、他国の領海を自由に通航できる無害通航権を認める。一方、沿岸国は自国の安全保護に不可欠な場合、領海での外国船の無害通航を一時的に停止できる。

 ロシアは昨年4〜6月にも同様の措置を取り、直後の7月にユーリー・トルトネフ副首相らプーチン政権幹部が択捉島を訪問した経緯がある。

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