万博のGW中の来場者101万人、開幕日の12万人超えはなし…協会「終盤に向けて増えていく」

2025年5月8日(木)9時15分 読売新聞

ゴールデンウィークには万博会場に多くの人が訪れた(4日午後)

 大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は7日、大型連休中(4月26日〜5月6日の11日間)の一般来場者数が計約101万人だったと発表した。連休中は多くの人出が予想されたが、日別ではいずれも開幕日(4月13日)の12万4339人に届かなかった。

 万博協会によると、連休中の来場者数は5月4日の11万5000人(速報値)が最多で、雨が降った6日の5万7000人(同)が最も少なかった。

 万博協会は、10月13日までの半年間の会期中、累計で2820万人の来場を想定している。達成するには1日平均で約15万人の来場が必要となるが、開幕後、一度も届いていない。

 万博協会の高科淳・副事務総長は7日の記者会見で、連休中に首都圏など関西以外からの来場者が増えたとし、「祝日の並びがよくない中、評価できる。これから終盤に向けて来場者は増えていく」との見通しを示した。

「夜間券」午後4時からに前倒し

 来場者の増加につなげようと、万博協会は7日、午後5時から入場可能としていた「夜間券」について、1時間早い午後4時から入場できるように変更した。

 暑さが本格化するのに合わせ、気温が下がる夕方や夜間に万博を楽しんでもらうため、当面の間、入場できる時間帯を拡大した。夜間券の大人料金は、1日券(7500円)のほぼ半額の3700円。閉場時間は午後10時となっている。

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