大阪・八尾市の女児コンクリ詰め遺体、82歳祖父を遺棄容疑で書類送検

2025年5月8日(木)13時10分 読売新聞

大阪府警察本部

 大阪府八尾市の集合住宅で2月、コンクリート詰めにされた女児の遺体が見つかった事件で、遺体を自宅に隠していたなどとして、府警が、府内に住む女児の祖父(82)を死体遺棄容疑で書類送検したことがわかった。書類送検は3月21日付。府警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

 捜査関係者によると、祖父は昨年11月5日まで、八尾市の自宅(当時)に、金属製衣装ケースにコンクリート詰めにした孫の岩本玲奈ちゃん(当時6歳)の遺体を遺棄した疑い。

 この事件では、玲奈ちゃんの叔父の飯森憲幸被告(41)(死体遺棄罪などで起訴)が、2006年12月〜07年1月に大阪市平野区の当時の自宅で、玲奈ちゃんを蹴るなどして死亡させたとして、傷害致死罪で今年4月に起訴された。飯森被告は、府警の調べに「父親と相談し、一緒に遺体を詰めた」と供述したため、府警は祖父も捜査。死体遺棄罪の公訴時効は3年だが、遺体は昨年11月上旬まで祖父宅に保管されており、府警は同容疑を適用できると判断した。

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