『サブスタンス』公式が謝罪。“デミ・ムーア人生すごろく”に批判殺到「いくらなんでもやりすぎ」「あまりに失礼」

話題沸騰の映画『サブスタンス』の公式X（旧Twitter）は5月20日の投稿で、俳優のデミ・ムーアさんの人生を描いたイラストを公開するも批判の声が殺到。正式に謝罪する事態となりました。

「ワザと炎上させる内容にしてるでしょ」

同アカウントは、「デミ・ムーアの波乱に満ちたキャリアを描いた＜デミ・ムーア人生すごろく＞」と題し、1枚のイラストを投稿。イラストレーターの五月女ケイ子さんが、ムーアさんの今までの人生をコミカルに描いたイラストです。しかし、ムーアさんをちゃかしているとも捉えられる内容のため、批判の声が集まっています。
「サブスタンス公式、公開前からそのセンスの無さと酷い宣伝で多くの批判を受けてきたはずなのにここにきてまた酷いの出してきたな。映画だけでなくデミムーアまで弄んでるようで本当に不快。炎上してるのを逆手にとってるとしか思えない」
「サブスタンスの公式のPR広告はワザと炎上させる内容にしてるでしょ」
「いやいやおいおい　サブスタンス広報いくらなんでもやりすぎデミムーアに失礼すぎ　どういうこと？？？」
「公式がまたやらかした！っていうから何の話かと思ったら、これ公式のツイートだったのか。ヤバすぎて気づかなかった……。デミ・ムーアに対してあまりに失礼だし、これがプロモーションになると判断してるのも理解できない」
一方で
「サブスタンスのPRで流れてきたデミ・ムーアすごろくが叩かれていて、時代だなあと思ってる。でもある意味芸人殺しみたいになってきたよね、コンブラ。あの映画だからあのPRなんだとも思うけどだから泣いてる人多いのかなとも思ってる」
といった意見もありました。

「深くお詫び申し上げます」

本記事執筆時点で公式は当該ポストを削除。「昨日投稿した宣伝素材について多くのご指摘をいただき、該当の投稿を削除いたしました。弊社が企画しイラストレーターの方に依頼した内容が、作品の趣旨から外れ、デミ・ムーアさんの尊厳を傷つけるものとなってしまったことを深くお詫び申し上げます。ご指摘下さいました皆様ありがとうございます」と、謝罪をしました。

(文:橋酒 瑛麗瑠)