気象庁1か月予報 本格的な雨のシーズンに 西日本、東日本は梅雨の大雨警戒
2025年5月22日(木)14時40分 ウェザーニュース

2025/05/22 14:32 ウェザーニュース
今日5月22日(木)、気象庁は5月24日から6月23日までの1か月予報を発表しました。西日本、東日本では降水量が平年並みか平年よりも多くなる見通しです。もともと雨が多い梅雨の時期ですので、大雨への警戒が必要になります。
気温は高めの傾向も変動が大きい

この先1か月の気温
1か月を通してみると暖かな空気に覆われやすく、気温は高めとなります。平均気温は北日本と奄美、沖縄で平年よりも高く、西日本と東日本では平年並みか平年より高い予想です。
ただ、5月末は一時的に気温の下がる時期があり、6月のはじめにかけては気温の変動が大きくなるとみられます。
少し肌寒いくらいの日から、夏本番を思わせるような暑さの日がありますので、体調管理には十分に注意をしてください。
本格的な雨のシーズンへ 大雨への備えを

この先1か月の降水量
日本の南の海上では太平洋高気圧が勢力を強める見込みです。また、黄海から北日本方面も気圧が高く、その間となる本州付近は梅雨前線が停滞しやすくなるとみられます。
太平洋高気圧の縁に沿って暖かく湿った空気が流れ込みやすく、西日本、東日本の降水量は平年並みか平年より高い予想です。6月上旬には各地で梅雨入りする見通しで、本格的な雨のシーズンを迎えます。
もともと雨が多い梅雨の時期に平年を上回る降水量が予想されていますので、大雨のおそれが考えられます。雨へを備えをしっかりと行ってください。